top of page
  • miwako

17 産んでくれてありがとうの気持ち


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、子育ての応援、お子さまから年配の方まで様々な年代のかたのお悩みを聞きながら、ホリスティックな考えや様々な視点、セッションを通して心身共に楽に生き易く自分らしく人生を歩んでいけるように、前に一歩進めるお手伝いをしています。前世過去世・催眠退行療法、高速感情解放、直傳霊気、そのほかのヒーリング、自分軸づくり、リラクゼーション等などのセッション&講座もやっています。

*************************

子育てを始めてどうしても子供にイライラする、何かわからないけれど自分に腹が立つ、人間関係が家族ともママ友ともこじれてしまう、恐怖や不安から人を避けてしまう・・・

そんな時に自分の心のどこかに

「私なんて愛される資格なんてないの」

「私なんてどうせダメな人間なんだから」

「私どうせバカなの、何やってもダメなの」

「私どうせ生きてる価値ないの」

・・・

と、自分でも気づかないような心の奥深いところで自分の価値や存在感を認めていない、とても低めている感情を持っていることが多いです。

そして、それらの自己肯定感の低さは幼少期の頃から今までの人生の積み重ねのなかで自分の心や身体に刻んでいってしまっています。

私もそんな自分の心に気づいてそれを手放し修正していくと決めていても、もうそんな自分の思い込みは必要ないとわかっているのにやはり長い間身につけてしまった心の思い癖というものと身体の記憶は、そうやって手放して前に進んでいこうとするときに特に身体の反応、体調面として抵抗を示しているなと近頃感じることもあります。

以前よりも段違いに生き易くなったし、もう楽な人生を送ってやる~と楽しく過ごすぞ~思っているのに、そうやって動くと体調がストップをかけてしまう・・・。

ここ数年からは体調面を通して、自分の気持ちを分かってあげることが中心になっている気がします。

どうしても親側に自己肯定感、自己存在感を認めることができずにその姿を子供が見て育ち、そんな親からの理不尽な言動で子供が長い間傷ついてしまう・・・そんなサイクルはどこかで止めるには、気づいた人から自分からそこを止めるべく自分を苦しめている自分の思い癖や負のパターンに気づいてそれを手放していく必要があります。

気づくだけでも軽いものならばすぐに手放せ自分に変化が出てきます。すぐにはできないように見えても変わると決めてやっていくと、あるとき変化している自分に気づくはずです。

今回のタイトル「産んでくれたありがとう」ですが、この原点にもどることで心を癒していく方法です。

私も自分でやったものです。

きっと母娘問題がある人は面と向かっては言えないと思うので、まずは自分の心の中で言ってください。

これは自分のためのものでもあります。

思えないという人はこれも無理をする必要はないです。違和感がある人もいると思います。

私も、昔は絶対にそんなこと思わない一人でした。

これも今やってみようかなというタイミングの人でいいと思います。

毒母、または似たような傾向を持つ人には、上に書いたような自己肯定感や自己存在価値といったものが低いところがあります。ですから、「母親」ということの価値観にも極端に自信がないというところもあります。

そこから歪みが生じてくるのです。

私が子育てを始めたころに、母親が私を産んでから育児書を買ってそれに従って子育てをしたということを知りました。書き残したノートもとっているので欲しいなら参考にあげると言われたことがありました。

子供の頃に異常に厳しかったり、反抗したり食事も文句をいったり食べ残しそうになると雨でも外に出され鍵を閉められたり、小さい子をほおっておくことなど小さいころに嫌だったことをいうと、昔はそういう子育てが当たり前だったと返事が返ってきました。

そういえば他からも、昔は子供を抱きしめてはいけない、泣いてもほっておく、体罰(ちょっと言葉は違うかもしれませんが)も当たり前、小さい子供が抱っこと言って泣いても抱き癖がつくから抱っこしない・・・等話を聞いたことがありました。

今の子供にそんなことやってしまえばつぶれてしまいます。

それを考えると育児書が正しいかどうかは別にして、母親のキャラクターと心の中の葛藤部分など合わせ考えると、いろいろあったにせよ母親は母親なりに本を一生懸命読んでそれに従ってやっていたんだろうなと、その時の会話でふと思いました。

そう思うと、今まで怒りや嫌悪感でしかなかった母親に対する感情に、ほんの少し別の感謝の感情が入る空間ができるのです。

話が長くなりましたが、

どうするかというと、

このような母親に対して

「お母さん、産んでくれてありがとう」という気持ちを持ってみてください。

でも、もう一度書きますが、無理な人はやらなくていいです。

私の場合で書きますが、

お母さんが生んでくれたおかげで

「今、私はここに生きている、ここに存在している」

「私は今こうやって海外にまできて住んでいる」

「家族にも恵まれた」

お母さんが生んでくれたおかげで

「私の子供と出会えたよ」(*このフレーズは、子供の顔を見たときに心でとなえるのもいいです)

お母さんが生んでくれたおかげで

「今、私はこの世にいて、いろんなこと経験できているよ」

「おいしいもの食べて、いろんなところに行けて、いろんな人と出会えたよ」

(*こういうフレーズも、感動、楽しい経験やおいしいものを食べてちょっとウキウキした時や人との貴重な出会いがあった時などに唱えるといいです。)

何でも当てはめることができ、つい最近は息子の高校の卒業式に参加する機会があったり大学進学のためにちょっと小旅行をしたときなどに、こんな体験するのも「息子が生まれてきてくれたから体験できたんだ。ありがたい」と思うと同時に、母が私を生んでくれたから、・・・とどんどん感謝の輪が広がっていきます。

これは、相手に直接言わなくても心の中で唱えてあげるだけでいいです。心の中で思ってください。

もちろん言葉に出して相手に伝えてもいいですよ。

これもヒーリングとしてやってみてください。

ちょっと不思議な話も入りますが、あの世に戻っていくと自分の成長レベルに見合った精神的レベルに見合った階層に落ち着くと言われています。同じ成長レベルの同一階層で生活するみたいな・・・。すると、学びはゆっくりになります。

今生きているこの世は魂レベルでみれば一時的な場所であり、今私たちが生きている地上人生はほんの一瞬の出来事になります。点でもあり、通過点でもあります。

それでも生まれてくるのは、いろんな魂レベルの人がいて地上でしか学べないことがあるからです。そしてあの世にいるよりも気づけば気づくほど短期間だけどどんどん魂が学んでいけるのです。

学びに行くためにはこの世に命を得なければいけません。

だから、そういうこの世に出るために命をくれたことに対して「ありがとう」という気持ちです。これは母親と父親ともにです。

こうやって考えてみるのも一つです。

この「命をくれた」ということに対して「ありがたい」とそこから始めていくとだんだんと自分の気持ちが優しい気持ちに変わってきます。

閲覧数:22回0件のコメント
bottom of page