Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。
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何度か茶道と私の関係をブログに書いたりしたのですが、子供の頃から親しんできて、生活の中で自分の身体の一部に思っていた茶道を、結婚後予想外にも手放す時期がありました。いつか復活したい、でも無理なのかな?と最後はそんなことを考えることもなくなって過ごしていました。
それが、この2,3年の間に起こった病気や手術、ストーマ生活、閉鎖手術などを体験しながらもう一度自分自身のことを振り返ったときに、とくに昨年のストーマ閉鎖の手術が終わったあとから、茶道というキーワードが私の意識に浮上し始めました。
お茶のことに触れたり考えると楽しい気分になるし、あー、やっぱりやりたいな・・・。また生活の中で茶道を取り入れていこう・・・と思うようになり、昨年術後に一時帰国も重なって、簡単な茶道具一式と着物や浴衣を1枚ずつこちらに持って帰ってきました。
お陰でお正月は家の中だけでしたが着物も着て、なんだかうれしくて(^.^)。今までもお茶はたてて飲んでいたのですが、簡単な茶道具や茶碗を使って立てるとまた感じも違うし(^.^)
わすれていたことも多いのですが、やっていくとどんどん記憶がよみがえってくるんですね。身体に小さいころから覚えさせておくと、その状態に動かしていくと徐々にこうだった、ああだったと動きも自然と出てきて驚きです。
それに、お茶の作法を覚えてしまって自然とお点前の動作をするようになると、これも瞑想と同じ役割をしていることにも気づき、この精神世界にも触れるようになってからの茶道の復活・再開は若いころには気づかなかった茶道に更に新たな視点を私に持たせてくれて、奥が深いなぁと感じています。
そんなことを感じたときに、いまやっている身体で体感しながら自分軸をつくっていく勉強会も、これも茶道と同じで身体で自分のホームに戻るということを覚えていくと、次第にちょっと周りに引っ張られているなと思ったときに身体が自然に自分の方へ戻ることができてくるのと茶道は同じだなぁと、新たな発見もあったりして。
そしてこの5月の上旬に、お茶仲間を募ってみると、近くにお茶仲間がいたこともわかりました。一緒にロンドンのフラットでお茶の話をしたりお茶をたてて飲んだりしました。
これから毎月少しずつこうやって茶道仲間の集まり&お稽古みたいなものをするのですが、なにしろ住んでいるのは海外。お菓子屋お道具などは、この海外生活の中でできる範囲で見立てをしながら、基本楽しくやることを一番に考えてやっていきたいなぁと思っています。
もしご興味がある方はお声がけくださいませ(^.^)
今月5月は前準備として和菓子みたいなものも作ってみて(笑)、浴衣も着て、お部屋もなんとかあるものでセットアップ。
お菓子は、サツマイモから作ってみました。こちらの国のスーパーで売られているサツマイモは、日本のような中が白いものもたまにあるのですが基本オレンジ色のものがよく売られています。私は餡子が大好きで、小豆はこちらでも売られているのでそこから餡子と作りました。だいたいの目分量で作ってしまうのですが、小豆を入れたサツマイモベースの生地を外側に焼き目をつけて、そのあと蒸して出来上がりです。サツマイモなのにオレンジ色のものが出来上がりです。
ちょうどこのお稽古をする2日前にお花屋の前を通ったらたぶん菖蒲だと思うけれど売っているのが見えて、ちょうど今の季節のお花。そこから派生して、菖蒲もカキツバタも細かく言えば違うけれどまぁちょっと似ているとして、掛け軸に自分で「カキツバタ」の折句を盛り込んでいる伊勢物語の東下りの一節の在原業平の歌「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」を書いてみて飾ってみました。
こうやって、今ある身近なものを利用しながら作りながら楽しんでやるのもいいなぁと思います。
次のブログでは、この伊勢物語9段 東下りのなかの「カキツバタ」の歌についてお話しします。
とにかくお互い好きなもの同士が集まるとお茶の話も尽きなくてとっても楽しい時間となりました。
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