生まれて初めての姉妹2人旅行。
前にも書いたかもしれないのですが、術後の現在何があるわけでもなく、ただ死ぬまでにやりたいこと何かなぁと自然と思う自分がいます。
そんなときに、いつかは妹とも姉妹で旅行を一度してみたいと思っていました。
年が離れているので、小学校も一緒に通ったことがなくもちろん中学高校も、そして私はすぐに大学で家を離れ・・・。
そう思っていたころ、妹が昨年訪れたクロアチアが気に入りもう一度行きたいから一緒に行かないかと声をかけてくれました。
あまりの自分がふと思っていたタイミングにびっくり。
でも、そのあとに心配性の思考が出てきて、 「ねぇ、トイレの問題どうなのよ?」 「飛行機大丈夫なの?」 「疲れないの?」 ・・・といろいろささやくわけです。
でも、数日だけだしやってみないと、行ってみないとわからない。私のやりたいことでもあるし、ストーマ閉鎖後に家族3人で日本へ一時帰国できたし、これができたらもっと行動範囲が広がって自信もできるし!ということで、家族の了解も得て姉妹旅行行ってきました。
行ってよかったです。本当に行って良かった、の一言です。
ロンドンから30分ほど電車でいったガトウィック空港から2時間45分のフライト。格安航空なので食事は必要な人は購入。私は、食事はとりませんでした。だからトイレの問題も無し。
今回旅行に行ってわかったのは、やっぱりいくら身内と一緒の旅行でも、緊張しているのか、お通じが3、4日出なくなります。日本に行ったときもそうでした。
そして数日して落ち着いたらやってくる。今回の旅行でも、ホテルにいる時にお通じの波がやってきたので問題なしでした。トイレも、最初は妹が民宿トイレは共同見たいなのを考えていたらしく、でもトイレのことを考えてホテルのトイレシャワー付きの部屋を予約してくれ、これは助かりました。
旅行の話なのにいきなりトイレの話ですいません。。。。術後以降、やはりこの問題は大きいので・・。
一緒に行動するときもあれば、旅慣れている妹なので、私がゆっくり過ごす間にビーチに一人で行って時間を過ごすこともあり、ちょうど動きがお互い無理なくできました。
今回ガトウィック空港からドブロブニクに飛んで、空港から事前に予約していたタクシーにのってCavtatへ。空港から10分15分くらいでとても近かったです。宿泊はCavtatで小さい町なのですぐに街中に歩いていけるし、ゆっくり過ごしやすいビーチもあって海もとにかく澄んでいてきれいです。魚も泳いでいるし、ウニもたくさん手の届くところにうようよ生息していて、クロアチアの人たちは食べないのかしら?~なんて思ったり(笑)
海がとにかくきれいです。
そこからドブロブニク市内までは船で40から50分で直でいけます。
これはCavtatの町です。
海もきれいだし、船からの風景も最高でした。市内ではロープウェイで山に登ってちょうど内戦があったころの跡が残された場所をみたり、海や町を展望できるカフェでお茶したり、この山の上のカフェはおすすめです。
山を背景に。
こちらは海側を背景に。
向こうに見える海が日に照らされて、虹色に光っていてとてもきれいでした。
下に降りると城壁に上って城壁の内外を見ながら、風景のすばらしさに目を奪われるばかりでした。
この風景を見ながら、なんだか昔住んでいた稲佐山や長崎市内を思い出し、歩きながら懐かしさを感じました。
夕日もきれいで、海にはその夕日を海から眺めようと船やカヌーがいくつも海に一斉に繰り出していてそんな風景もすごかったです。
これはドブロブニク。
これはCavtatの夕日。
ドブロブニクからCavtatへ帰りの船の中から。
治安も悪くなく、料理もおいしいし、人も優しかったです。
タコのサラダと、小さい魚のフライ
それに、今回、ちょうどクロアチア滞在中にワールドカップ、クロアチアVSイングランド戦があり、クロアチアが勝った瞬間の街中の喜びようというか、お祭りはとても賑やかで、ホテルに帰ってもその余韻が窓の外から感じられ、夜中の3時まで音楽が鳴り響いていました。
次の日にドブロブニク市内で城壁を歩いていたら、前日のなごりかクロアチアの応援旗が洗濯されてたくさん干していました。
この姉妹旅行は私の一生の思い出になりました。