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miwako

前世・過去世療法体験談例1 ぼくのせいじゃない!


この方は、親子関係の悩みでこられました。 お子さんが何人かいる中で、この子だけ「いたずら妖精ちゃん」という言葉がぴったりするくらい、小さいときから、右といえば左、こっちといえばあっち・・・・というように人と一緒に同じことをすることがいやで、こだわりもあって、気難しく、それでいて陽気で朗らかな面もある自分のお子さんについて、なんだか新しい魂をもって生まれた子だなぁ・・と感じていたそうです。 ただ、やはり生活をする中でそんなお子さんに接するたびに、戸惑いを感じるとともに、ほかのお子さんでは湧いてこないようなマイナス感情をとくにその子に抱いてしまい、それがだんだんその子にだけ口調と態度と共に強くなってきているのをお母様自身が感じ、「このままではいけない」、「この感情がいったいどこから来るのかを知りたい」、「知ってこの子と自分のわだかまりがなく接し子育てしたい」・・・ということでした。

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セッションによる誘導がはじまると、時代ははっきりしませんが、自然な素材で作られた白か茶色の服を着て、裸足にサンダル姿の20代頃の男性でした。 頭が締め付けられるような感じから始まりました・・・ 蒸し暑い気候のなか、周囲は四角い石で囲まれた通路で、この主人公は悲しみにくれています。 一体何が起こったのか、 肉親の死を感じています・・・ 急にクライアントさんの感情がこみあげてきて涙しています。 「弟です!」 弟さんに焦点を当てると、両親はすでになく、この方にとって弟さんが一人だけの肉親であることはわかりました。朗らかで、かわいくてとても素直な弟、とても仲のよかった兄弟・・・。 その弟さんが、出かけたまま、偶然にも戦いか何かに巻き込まれて死んでしまったのです・・・。 駆け付けたときには、すでに血を流して死んでいます・・・。 兄である彼は、唯一の肉親を失い、がっくりし、生きる希望を失いました。 クライアントさんは、弟さんのことを語るたびに、涙し、頭も先ほどのように重く感じています。 弟を殺した相手に仕返しをしようと、戦いに行きますが、すでに廃墟、敵も味方も死んでいる、誰もいない・・・。 さらに、弟さんの死に焦点を当てていくと・・・ 「あっ、弟はともだちに誘われて出かけて行ったんだ・・・」 「弟の友達さへ、彼さへ私の弟を誘わなければ、こんなことにはならなかったのに・・・」 「彼のせいだ!」 「彼さへいなければよかったのに・・・」 弟さんの友達に対して憎しみの感情がかなり強くなってきます・・・ しかし、それと同時に、驚きが! 「あっ!誘った友達が、今世のわたしの子供です!!!」 子育てで悩んでいるお子さんだったのです! クライアントさんの声が驚いています・・・ しかし、時間がたつにつれ、落ち着いてくると・・・ 「あれは事故で、巻き込まれてしまっただけ」 「あの子が悪いわけじゃない・・・」 「わたしも、弟が出かける時は、ただ楽しく見送っている・・・」 「彼は、よい弟の友達だった・・・」 「弟は彼を愛している」 「弟は彼と仲良しで、とても大切に思っていた人だ・・・」 と、次第に冷静に見つめ始めました・・・。 その後、スピリチュアルガイドにも会いに行き、そこからもらった言葉は「ただ愛するだけ」「ただ、愛すると決めて愛せばいい」と。

このクライアントさんも、もう一度その場面を振り返り、自分の言葉で気づいていきます・・・。 「ただ愛すること」 「弟は彼のことが好きだった」 「兄である私が必要なことは、最愛の弟が大切だと思っていた彼を大切にすること」

今世、お子様といつもケンカの時の言い合いは「ぼくのせいじゃない」「いいえ、あなたのせいです!」の繰り返しだったそうです。 後日クライアントさんからこのようなメールをいただきました。💌

「先日はありがとうございました。 その後、とてもスッキリとした気持ちで、子供に対して、 「前世の出来事を引きずり、辛く当たってしまったことが多く、可哀想なことをしてしまった」 「なんとか、一生懸命、子供は理解してもらおうとしていたのに、大きな気持ちで受け止めてあげられなかった」 という気持ちが生まれ、素直に可愛いと思えるようになりました。 不思議ですね。 補足ですが、実は、私は、この子にむかってだけ、ずいぶん小さな頃から、彼がいうことをきかなかったり、悪いことをした後、転んだり、何か痛い目にあうと、「バチがあたったのよ!」という言葉を何度となく言ってしまっていました。 その度に、彼はいつも泣きながら、(たぶん、バチが当たる、という意味もよくわからなかったと思いますが)「バチじゃない!バチじゃない!」と言っていました。 単に私が未熟な為もあるかと思いますが、ほかの子供達にはそのように言った記憶が全然ないので、きっとこれも、前世での感情を引きずっていたのではないかと思います。 本当に可哀想なことをしました。 でも、これからは、必要以上にカチンと来ることはないだろうと確信出来ます。本当にありがとうございました。」

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