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  • miwako

前世・過去世療法体験談3 パリに対する違和感が無くなりました。


このクライアントさんは、ある解決したいテーマをもってセッションにいらっしゃいました。しかし、セッションが始まってしまうと、内容はクライアントさんが持ってきたテーマとは全く違ったものでした。

あるテーマを希望されてたとしても、実際セッションに入るとクライアントさん自身の潜在意識が行くべきところをきめます。今必要な場所へと、導いてくれるのです。

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今回の舞台はフランス、パリでした。

この物語の主人公は、50-60代のフランス人男性。 王宮らしきところへ向かいながら、気持ちは落ち込んでいる。 「だめだった、指示通りできなかった・・・」 この男性は、この後に待ち受ける自分の運命をなんとなく感じているようだった。 立派なな建物に入っていき、軍のトップのような上司の前にひざまずきながら、うまくことが進まなかったことを報告している・・・。 その報告を聞いて怒る長・・・。 ・・・いったい何があったのか、 移動してみると、明るい王宮らしきところのある一角、食事を仲間大勢でとっている。 と、突然「わっー」と、外が騒がしくなり、この男性も含め周りはあわただしくなった。 民衆が、団結して立ち上がったのだ。 この時、クライアントさんである男性はすかさず年号を口にした、 「1789年!です、あっ、フランス革命!だ。」 「私はこのフランス革命時代、民衆を抑える側にいます!」 「これを抑えなければ、私は王様から殺される・・・」 「仲間が、民衆につかまって殺されている・・・」 ・・・・ 結果、指示通りうまくできなかったこの男性は、牢屋に入れられ、その後、ほかの仲間と同じようにギロチン台へ向かうことに・・・。 多くの民衆も見る中、不安な気持ち、絶望の気持ち、そして、これでもうおしまいだから楽になる・・・いろんな気持ちが交錯するなか命を落としていった・・・。 最初に書きましたが、このセッションはクライアントさん自身が持ってきたテーマとは全く違ったものでした。ご本人も、セッション後、予想も考えたこともなかった内容に驚いたようでした。

しかしよくみてみると、この時のセッション内容はクライアントさん自身が持ってきたテーマに向かっていくためにまず、先に解決しておくべき内容が出てきた感じでした。

今、ここにいる間に、滞在している間に解決しておくこと。 このときも、現在の生活とリンクしていくつかの気づきをもってかえっていかれました。

が、その数か月後、もっと大きな体験を通して新たな気づきがあり、この数年間クライアントさん自身がどうしてだろう?と思っていたことが一気に紐が解けてきたようでした。 その気づきとは・・・?

フランス革命時代に民衆を抑える側として、最後はギロチン台の上で人生を終えたこのかた。 このセッション後、このかたは、自分の気持ちが大きく変化していることを実感する出来事に遭遇することになりました。 いったいどんなことがあったのか・・・。 生まれ育った土地、転勤先、嫁ぎ先、または旅行先などいろんな土地に住んだり、その地を訪れる機会がみなさんにもあると思います。 このかたはヨーロッパに家族で転勤してきて、せっかくの機会だからいろんなヨーロッパの国々を見てみたい。そして、みんなが素敵だった、いいところだった、と聞くとやはり興味もわきそこへも行ってみたい・・・と足を運ぶ・・・。 でも、その方は、数年前訪れたその土地になんだか違和感を感じていました。美術鑑賞は大好きで満足したものの、なんだか街中を歩いていても、疎外感というか、孤独感を感じる。私をだれも見ているわけでもないのに人の目が気になる・・・。何かきになる・・・。 なんだか地下鉄にも乗る気がしない・・・。 でも、その当時はどうして自分がこんな気持ちになるのか理由もわからなかったそうです。 そして今回、セッション後、再びその土地を訪れる機会がありました。

数年前の記憶が残っているので、半分不安もあったこの旅行。 しかし、訪れてみると・・・! 「気分が違ったんです!」「すごく楽しいと心から思えたんです!」 とその時の気持ちを興奮気味に話してくれたクライアントさん。

この変化をどうしても私に伝えたいと、その旅行のあとに私のところに来てくれました。

今までの疎外感や人目が気にならなくなったどころか、一人で街中も散策してみようという気分にもなり、地下鉄にも乗ってみようと思ったそうです。 とにかく気分が前回と全然違って、心の底からのわくわく感が出て、いい旅行だったということでした。 そして、そのクライアントさんご自身がその時ふと思った、気づいたそうです。 もしかすると、あのときの前世療法のセッションでの出来事がきっかけではないかと・・・。 過去に受けた心の傷は魂に刻み込まれます。今世、原因や理由はわからないけれどもなんだかその場所を訪れると涙が出る、息苦しくなる、懐かしくなる・・・そんな不思議なことを体験したことはないでしょうか? このクライアントさんも、この土地での悲しい出来事が心の傷となり、どうしてもその土地になじむことが出来なかった。しかし、今回、セッションを受けたことで、その当時の感情の解放が行われたわけです。 その結果、心の癒しが進み、同じ土地なのに、ネガティブな感情がなくなりほんとに心から楽しい旅行ができたのです。

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