昔から「手当」という言葉は家庭の中で普段に使われてきて耳にした人も多いのではないかと思います。 小さいころ、頭をぶつけたり転んだりしたら、おうちの人がさすってくれながら、「痛いの痛いのとんでいけ～」といって患部をさすってくれたのも手です。 痛みを和らげてくれたり、気持ちを安心させてくれたり、手を通しての癒しは昔から私たちの生活の中に入っていた気がします。 靈氣もそういう意味では、生活の一部として今も昔も日ごろの生活に取り入れることができるものだなぁ～といつもつくづく感じています。 そんな靈氣のなかに、「五戒」という言葉があります。これも生活に取り入れることのできる生活の基本となる言葉です。 今日だけは 怒るな 心配すな 感謝して 業をはげめ 人に親切に 簡単に説明すると以下のようになると思います。 今日だけはまずは毎日毎日、１日１日を大切に生きましょう。とにかく今日目の前にあることを目標に生きていると、ふと気づいたら1日1日を大切に生きていることにつながって、その小さな積み重ねが、大きな変化を作っていきます。 怒ることもやめましょう。怒りは相手を傷つけるだけでなく、自分も傷つけてしまいます。また、怒りは体へも影響します。怒りの根底には、相手をコントロールしたいというエゴが含まれています。それを手放すことが、生きやすくなる一歩となります。 また、心配も手放しましょう。手をはなして、すべてを天に任せましょう。天に任せて、目の前のことに一生懸命生きることが出来ると、穏やかな気持ちで、平和と愛で満たされます。 何事にも感謝の気持ちが生まれると、自然と心が喜びに満ちてきますし、心が豊かになってきます。 そのなかで業をはげみましょう。ここでの業は単に仕事を表すのでなく、人は日常生活や仕事を通じて学んでいくことで成長していることも表します。そのことを意識しながら、前向きに生活できると変化が訪れます。 自分のことに心身ともに余裕が出来たら、周りの人にも親切にしていきましょう。親切の輪が徐々に広がっていき、良いほうへとめぐっていきます。 どれも大切な言葉だなって思います。 ちょっとした意識の片隅に、この言葉を思い出して1日1日を過ごしてみてみませんか？
