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miwako

自立と依存のカップルの結婚から見える一つの魂の目的 (スピ・セラピー3)


小さいころからしっかり者で育ってきた自立心が強い人と、いつも守られ依存の環境で育てられた人がもし結婚したとしたら、考えられる生活パターンは、依存型の人はどんどん相手に依存していき、自立心の強い人はますますその依存型の人の面倒を見てしまうパターン。

新婚当時はそれでもいいのかもしれませんが、結婚生活も長くなればそんな状態にも変化が出てきます。

自立心が強くてしっかり者はとてもいいことですが、いつもしっかり者でどんどん動いてしまうのはいいように見えて時にマイナスに作用してしまうことがあります。

共に助け合う結婚生活でなく、相手に頼られるがままに自分が動いていると相手に楽ばかりさせてしまい、結果として家庭内で動かない伴侶・パートナーを作り上げてしまうことになります。そしてこれが知らず知らずのうちに相手のプライドや自信を無意識に下げてしまうことにもなってしまっているのです。

ですから、家庭内で相手のことを「気が利かない、動かない・・・」と文句を言っている自分がいたら、まず自分の相手に対する行動を振り返ってみてください。

自立心の強い人はしっかり者なので、自分でどんどんやっていけますが、逆に待ってみる、頼ってみることが苦手なところもあります。ですから、大人になってからは今度は「頼ること」の大切さに気づいていく場合もあります。

なぜなら、私たちには人生で精神的な学びがとても大事です。

自立型の人はすでに小さい時からもう「自立心」は十分に学んでいます。ですからやったことのない「頼ること」を学んでみるのです。

「頼ること」は楽に見えますが、実際自分で動いてきた人にとってはこの「人に頼る」ことは難しいものです。なんだか人にやってもらっていると罪悪感が出てきてしまうのです。

一方、依存型の相手のかたは、というと逆に「自立」を学んでいくということが大切になっていきます。

大人になって自立を学ぶには、少々時間はかかると思います。今まで自分の体験経験値がすくない分、そこをこれから体験しながら自分で感じて学んでいかなくてはいけません。

自立型の家族にとっても、手を出したいところをグッと我慢してください。相手のためです。

そうして、このような自立と依存のカップルはそれぞれ目指す最終目標は「自立から頼ること」「依存(頼ること)から自立」と違うのですが、今までと違うパターンに今世取り組むという意味では同じになります。

ですから、現在このカップルのパターンで悩んでいる方も、こうやって意味があって出会って家族をつくってお互い学びあっているんです。

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