セラピストのMiwakoです。
私が中心としているセラピーは前世療法、靈氣、高速感情解放稲垣メソードのこの3つがメインです。
これらを時折組み合わせてのセッションも行うときがあります。
今回は前世療法と靈氣の組み合わせです。
この方は、初めて前世療法のセッションを受ける方でした。
家族のなかで自分だけ浮いていて、子供の頃から生きづらさを感じていました。今になってそれをたどっていくと、母親との関係だとわかってきました。でもなぜ、私はこの母のもとに生まれてきたのだろう？私に必要なことは？とふと疑問になりセッションを受けることになりました。
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物語が始まると、急に涙がこみ上げてくるクライアントさん。ご本人様自身もびっくりしています。
「つらい、さみしい、・・・」
「あ、ここは戦争の時代です！」・・・とまた涙するクライアントさん。
場所はどこか外国、戦地で焼け野原、そこで主人公のクライアントさんはとても幼い孤児です。
恐怖を強く感じ、まだうまく言葉にならない年齢で、ぼぉーと立ちすくんでいます。
そんな場面を過ごした後に、移動するとだれか知らないおじさんとおばさんが目の前にいます。どうも両親を亡くした私を育ててくれている感じです。
それなのに私はとても憂鬱な気分です。
それから10代後半になり、経済的には豊かな家で洋風な建物で白い縁取りの鏡が印象的な部屋にきれいなドレスを着た私。そこで何不自由なく育てられているのを感じるこの少女。
それでも幼いころからの浮かない気持ちはそのままで心の中では悲しく感じています・・・
なぜそのような気持ちになるのかきいてみると
「あーしなさい、こうしなさとこのおばさん（育ての親）にしつこく言われるままで、自由がきかないし、うわべだけのやさしさだけ・・・」と、ここでクライアントさんはまた大粒の涙を流し始めました。
このおばさんに育てられても、「小さいころからスキンシップは無く抱っこされることもなく、自分の気持ちを大切にされない、自分の意思で生きられない、なにもさせてくれない、ずっと言いたいことが言えない・・・」と。
その後場面が移動すると、育ての親が決めた相手と結婚式の場面。その場では悲しくまた涙しますがその後、結婚生活は穏やかで家を出たことで少し自由になり子供はいなかったのですが2人で穏やかに過ごすことができ最後の日を迎えることができました。
最後の場面へ行く前に癒しの必要な場面へもどると、その一つがこのおじさんとおばさんと出会う場面でした。とくにおばさんとの関係が、少女の心にしこりを残したようでした。幼くして戦争で親を亡くし一人孤独と強い恐怖を体験したために、その後育ててくれたおばさんが、経済的にはよくしてくれたものの自分の心を全く無視されたことで、新しい家族として育っても心の中はずっと孤独が付きまとっていたのです。
そして、ほんとうはその孤独や恐怖を癒すために幼い少女は抱っこされること、スキンシップを育ての親からもらうことが安心感を得られることだったのです。
お母さん、お父さんに会いたい、そんな女の子の希望通り、亡くなった両親と再会しそこで両親からハグ（抱いて）もらうと、その女の子は安心感と共に心身が温かくなり親と共に光で一体化して癒されていきました。
魂の状態になったあと人生を振り返りながら、今度生まれ変わったら戦争のない時に生まれたい、家族で仲良く暮らしたい、子供も欲しいといいます。クライアントさんは、その希望通り今世戦争のない国に生まれ、家族をもちお子様も生まれ仲よく暮らしています。
そして今回のテーマのなぜこの母の元に生まれたのか？私の必要なことは何？・・という疑問でしたが、
「愛に飢えていて愛が欲しいともらうことを思い続けていたけれど、今度は愛を与えることも覚えていくことが大切」と出てきました。そして、また同じところに行けば学べるから、もう一度おばさんである今世の母親の元に生まれて頑張ってみようと思った・・とでてきました。
セッションが終わると、感想は後にしてその後靈氣セッションを続けて1時間施術をしました。
靈氣セッションが終わってすぐクライアントさんが口にした言葉が、「こうやって前世療法の後に靈氣をしてもらうといいですね。すごく身体が楽になりました。」と感想をもらいました。
セッション後まだ頭の中が整理できていなかったのが、靈氣の施術の間に落ち着いてきて、頭も体もすっきりしたということです。
その状態でセッションを振り返ってもらうと、出来事も冷静にとらえリンクを感じて今後の生活にどのように活かしていくかクライアントさん自身気づきがあったようです。
少し長いセッションにはなりますが、このように前世療法と靈氣セッションの組み合わせもお勧めです。
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