私が生まれて初めてクライアントさん役になってセッションを受けたとき、ただ一人サバイバーとしての過去世でした。
クライアントさん役として生まれて初めてセッションをしたとき、誘導直後は慣れていないこともあり、最初はとにかく光が強くまぶしく周りが見えませんでした。
ようやく光が落ち着き始めたころに、足首が見えました。はだしで、足の大きさからみると子供で、そして男の子。たぶん7.8歳くらい。上からすっぽりかぶって着るような、麻のような白いような色をした洋服を着ていて、山の斜面にいたのですが、一人。・・・この時には、まだ何が起こっているかはわかっていませんでした。
場面を移動してもらうと・・・私の体がふわっと浮いた感覚で、「なぜ一人で山の斜面にいたのか」理由がわかる場面へ向かい始めました・・・向かう途中に、感覚が体の中に入ってきた。「全滅だ。・・・」という言葉。
・・なぜだか涙も出てきました。この言葉が私に入ってくる直前に、目の前にもやもやした煙やオレンジ色の炎が遠くに見えました。
突然、住んでいた山奥の村が襲われたのです。村は焼け落ち、いくつか柱が黒焦げで残っているだけ。
そのちょっと前に、馬に乗った賊なのかなんなのかわからないけれど、何人かでやってきて、火をつけたり物を壊したりしている。村を襲った人たちが背中あたりに何か持っているが、黒いシルエットではっきり顔はわからない。
私は、そのとき家の裏側にいたので、相手に気づかれずに、いつも遊びなれている裏山に、木々の間をぬってにげることができた。もしかすると、子供だったからできたのかもしれない。子どもだったから助かったかもしれない・・・。
それで山の斜面の岩陰に体を縮めて、隠れていたということがわかりました。
岩陰に隠れながらも、下の方の様子をうかがっています。その盗賊たちが、追いかけて来はしないかと・・。
下の方からだれか上ってくる気配があり、しばらくすると、賊のボスらしい人物が一番最初を歩いてきました。大きくて怖い感じの男性で、とても貪欲で執着が強い感じをとても受けました。言葉はぶつぶつ音は聞こえるのですが 、内容までは分からない。ただ、結構感情が激しい人物でした。
運よく、上の方の岩陰までは見ていなかったので見つからずにすみます。
初めてのセッションがいきなりこんな内容だったので、 家に戻りながら、また帰宅後家で今日の体験を何度も思い返してみた。いったい私に何の意味が・・・と考え気づきもいくつかありました。この気づきについては過去のブログ「前世・過去世療法体験談9許しと愛 初めてのヒプノコースでの気づき」に書いています。
そんな初めての体験から、昨今までサバイバーとしての過去世がいくつもあることがわかってきました・・・。
これも過去のブログ「隠れキリシタン?」というところで少し書きましたが、隠れキリシタンかもしれなかった過去世でも、その時の父親と2人生き残り逃げ切りました。
ある日、同時前世体験をやりその後、家族の原型を見てもらったときに、ある時代に私の身内の男性陣が理由はわからないがいない、姿が見えない、だれも・・・そして私がその家(城)を守っていると・・。
2014年にはアメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士のワーックショップがロンドンで行われ、参加したのですがここでも興味深い出来事がありました。このワイス博士は1988年に出版して世界的なベストセラーとなった「Many Lives, Many Masters 」(日本語版は‘前世療法’)という本をきっかけに前世療法が広く知られるようになりました。
このワークショップで周囲に参加している知らない人同士で2人組になってお互いに持ち物を交換して、掌に載せて、リーディングのようなものをやりました。サイコメトリーというのですが、これはワイス博士の本の中にも書かれていて、私もやってみたいとずっと思っていたものでした。
話はそれましたが、このセッションでは私はイギリス人の方とご縁がありました。
お互いに持ち物を交換して、掌に載せて、リラックスした状態で少し誘導が入りました。
相手の方には、私は指輪を渡しました。日本で働いているころからずっとつけている指輪でした。
彼女は、私にイタリアのベニスが見えるといいました。そして、ふんわりしたドレスに傘を差し、だれかもう一人の女性と歩いていると。そして、次の場面は、ベニスではないといいましたが、やはりこれも水辺だそうです。今度は、小舟がたくさん浮かんで、人も結構乗っている場面。そのうち船が横転しているというのです!!!というのです。私はそれを聞いて「えっ?私沈むの?」「私泳ぎ苦手だし・・・」と思っていたら、「あなたは安全なのよ。大丈夫なのよ」と。「あなたは生き残るの」・・・と。
そして、彼女から、「あなたは結構守られたり助かることが多いの?」と聞かれたこともありました。
ここでもやはり「生き残る」・・・です。
今こうやって振り返ってみると、
イギリスに来てセラピーを受ける機会が増えたとき、私のサバイバル機能が人よりもかなり強く、それがかえって日常の生活に支障をきたしているところも指摘を受けたことがありました。
これは過去世の話ではないのですが、私が赤ちゃんの頃は祖父母の家は掘りごたつで中に火のついた炭が置かれていたようですが、父が兄弟家族との話に夢中になていたらしく、私を膝に抱いているのを忘れ私はその中に落ちていたそうです。
焦げるにおいで異変に気付いて、私をその掘りごたつの中に落としてしまっているのがわかり急いで抱きかかえ助けたと・・・。
想像するとゾッとしますが・・・。でも、その時、冬で私に着ぐるみをたくさん着せていたので洋服だけ燃えて私はやけど一つしていなかったと話してくれました。
それがあるからか、よく祖母からは私は守られていると言われたのを覚えています。
私が10代前後になっても、今度はこれもどうしてかわかりませんが、一人テンポの違う私を見ながら家族が、何があっても私一人絶対生き残るよね・・・とこれも何度も言われた言葉です。
高校を卒業して親元を離れ初めて手相を見てもらう機会があったときも、「九死に一生を得る手相だ・・・」といわれ「まだ今ではなく、人生の半ばを過ぎたあたり・・・」とその方に言われて・・・このブログを書きながらふと思い出しました。
今回の病気が時期的に、そういうことだったのかな・・・。
サバイバル機能は私たち人間が本来持っているものだし、
今までは気にしなかった言葉ですが、こうやって何度も出てきてようやく何かピースが今またつながった気がします。
私にとっては、こうやって生かされ生き残り身体があることへのありがたさを実感することの大切さを知り、この自分の身体を使って周りの人に役に立つには、と更に一歩前に進んで考え動くことの大切さも教えてもらった気がしています。
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