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miwako

2 今世の謎解きは夫婦問題から(日本での異変)


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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前回のブログで書いたように、この精神世界や各セラピーなどに触れ始めたきっかけは夫婦問題からでした。

夫婦問題を抱えながら仕事、家事育児とやるうちに、職場で体調も崩しかけ始めました。もともと気力はあっても体は強いほうではなかったのですが、そんな体調不良な私を見かねた同僚が声をかけ手を差し伸べてくれました。

それまで全く精神世界やセラピーのことなど全く知りませんでしたが、私自身の身体を少しでも休めたほうがいいと施術を申し出てくれた知人によって癒されただけでなく、私も不思議な体験感覚を味わいました。

他も本を紹介してもらいそれが今まで私が思っていた、感じていたことが言葉になってあらわされているようなことが書かれている本にも驚き、更に話を聞き、また施術を受け・・・次第に自分でも興味を持つようになり講座を受講し資格を取るようになり・・・と自然な流れでここまで導かれて助けられてきたなと思います。

そしてこの繰り返しの中で、いろんなセラピストさんともたくさん話をし、また自分自身を見つめて、必要のない感情など手放していくことを繰り返すことができました。でもこれも魔法ではないので徐々にです、何年もかかりました。でも確実に少しずつ変化があり、それが振り返ると大きな変化となっていたことに後で気づくわけです。手放すごとに、気づきも深まりました。

パパさん問題から、パパさんだけでなく結果私自身も気づきを得て、変化してこれたのを思うと、「私たちは学ぶために生きている」「人間関係を通して学ぶことが多い」とも言われますが、夫婦というお互い違う環境で育ちキャラクターも違う者通しが一つ屋根の下で暮らし、子供を育てながら互いに学ぶようになっていたのかなとも思えます。

夫婦になるというのもやはり何かしらのご縁だと思うからです。これも以前のブログに掲載していますが、(「名前で不思議なご縁、嫁ぎ先編」)、小学生の頃に浮かんだ気になった名前があり、その後20代の頃働き始めて気になり始めた上の名前がありました。それでも意味が分からないからそのままにしていたのですが結婚してから「あっ!」と突然思い出したことがありました。これも衝撃でした。この名前と名字をくっつけると、義理の父のフルネームでした。ほんとうにこの世に中人生のパズルはいろんなところにちりばめられているなぁと思いました。

まぁ、名前のことは置いといてそんな流れに気づき、そこに隠されている自分自身を知るためにはやはり魂が揺さぶられていくような大変な出来事や環境を体験する必要があったなと思います。

それに別れたとしても、自分のパターンも変わっていなければまた同じことを繰り返すだけと人間の行動パターンが見えてくるにしたがって思うようにもなってきて、それなら、この夫婦問題に取り組みながら、自分の行動パターンや思考の癖などもよくみて変えていくのが先決だとも思うようにもなりました。

「日本での異変」、どこから話せばいいのか迷ってしまうのですが、ロンドンで出会い結婚した私たちは、その後パパさんの地元へ戻りました。事の始まりはその日本にいた頃でした。結婚して出産、息子が1歳過ぎたころだったと思います。パパさんの様子に変化が見られ始めました。

始めは、仕事の愚痴から始まりました。でも愚痴って誰でも時には出てきますよね。仕事の愚痴など働いていれば当然出てくるし、私も何年も働いていたのでそんなにおかしいことでもないと思っていました。働く中で、特に最初はいろんな初めての場面を体験しながら、感じてみたり、考えてみたり、自分の中で消化したり受け入れたり、時にはぶつかってみたり、その中からさらに勉強したりして経験が積み重ねられていくし、そんな時愚痴の一つや二つ話をしたいときもあるだろうし・・・と。

 だから最初は、パパさんもそんな時期だろうなと思っていました。

けれど、次第にパパさんに変化が起こり始めました・・・。まず、家にいる時、だんだん言葉数が少なくなってきました。それでも出かけるのが好きなパパさんだったので、仕事のストレスが解消できるのならと家族でパパさんが行きたいところへいろいろ出かけました。それでも徐々に無気力というのか、あまり笑顔が見られなくなって、テレビをつけてボーっとしていることが多くなりました。特に休日の夕方・・・。まだ小さい息子にも意識はあまり向かないし、もちろん私の話にも。

あるとき、遠くを見つめてぼぉっとしているパパさんに、ようやく歩き出した息子も何か感じたのか黙ってパパのあぐらを組んでいる足にパタパタとよっていってちょこんと座ったこともありました。まるでパパを慰めているようにみえました・・・。

このとき、こんなに小さい息子の優しさに私も涙が出そうでした。このときばかりはパパさんも涙を浮かべていてギュッと息子を抱きしめていました・・・。

久しぶり再会した共通の友人からも私が感じていることと同じことを指摘され、近くにいる時は目を離さないようにといわれ、私もパパさんのサポートをなんとかしなければという思いがとても募っていきました。

心配で向こうの両親に話したこともありました。当時スープの覚めない場所にいて近くで見ていたと思うのですが、きっと受け取り方の違いもあったのだと思います、嫁の私が話をしても理解してもらえない部分がありました。

私の目の前や気を許した友人の前ではきっと素の姿を見せると思うのですが、親の前と私の前で見せる姿とは大きく違ったところもあったから仕方がないところもあったかもしれません。

この時は、仕事の環境を変えればきっと変わるのでは・・・と望みも持っていました。そうやってご縁があったのが以前私たちが出会って結婚した場所、ロンドンだったのです。

以前はいろんなことが重なって、日本にいたころ状況を嫁ぎ先に理解してもらえなかったとうい思いが強かったのですが、今ではセラピー関係や精神世界に入り気づいたこともあり、そんなことはどうでもよくなりました。

私たちには異変をきっかけにこうやってロンドンに再び戻ってくる必要があったんだと思います。まさしく運命のキャンディー缶の場所に戻ってきたわけです。

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