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29 今世の謎解きは夫婦問題から( 補足、一人で頑張る=コントロール!?もう一つのコントロール)


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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今世の謎解きは夫婦問題から 1~28の続きです。

一つだけ、こんなものの見方もあるという話です。

コントロールというと、相手を自分の思い通りにさせるイメージですが、今日は自立心・独立心あり、しっかりもの、自分でできるタイプの人が陥りやすいコントロールについて書きます。

あまり聞きなれないかもしれませんが・・・。

特に、行き詰まった状態で前にも進めない、という状況になった時、助けてもらいたいと思う気持ちが出てきます。

でも半面、自立心もあって一人でやることになれた人にとっては、そんな大変な時でも、上手に頼る方向にもっていくことが難しいこともあります。

外交的で人と上手く交流したりに見えるけれど、実は大事な核の心の部分では孤立しいている・・・みたいなこともあるわけです。弱みも見せることができず、すると、孤立型になり、周囲との距離ができたり、助けになれていないので、さらに自分で何とかしようと自分で自分にプレッシャーをかけてしまうことも。

心の面でも体の面でも、吐き出すことをしない、できないので、ためることになり消化しきれなくなる。とくにそのような感情が胃腸で受け止められて不調も引き起こすことも。

・・・で、ここでのコントロールというと・・・、

本当に状況的に大変というときには、自分の心の中でも「助けて」という思いが無意識でも心の底から出てきている可能性があります。そんな時は、その助けとなるヒントが目の前に現れてくるかもしれないのです。いえ、あらわれていると思います。あらわれてくるんですね。

ただ、その目の前に現れた助けが、自分が助けてほしい方法と一致するかどうか、それはわかりません。もしかすると自分の助けてほしいこととのギャップがあることもあるかもしれません。

でも、それも助けになるものなのです。それがつい自分が思った通りの、してほしい助けとは違うと思うと、自分の思う助け方がいいと思い込んでいると、その周りからやってきた助けも「いらない」と思って、また自分で苦しいはずなのに解決を自分で探してやり続けてしまいます。

実はこれもコントロールになります。

自分の思い通りのことじゃないから受け付けない、受けいれない。

「受け取り下手」になってしまっています。これも、自己価値感が低いところから起こる。自分みたいなのが受け取る価値がない、ところからきているときもあります。

思い通りでないかもしれないけれど、その時受け取る姿勢が大事な事もあるのです。すると、思いもよらない予想のつかない形で糸口につながってみたり・・・。

自分が思う部分での助けにはならないけれど、その相手が助けたいと思っているならばその思いや表現するスペースを相手に与えてあげることも大切なのです。

私たちはこの世で一人で生きているように見えて、一人では生きられないようになっています。それぞれがお互い見える部分見えないところで支え合って生かされています。

茶道の世界でも、千利休がお茶の精神として唱えた「和敬清寂」という四字の言葉があります。その中の「敬」は、尊敬、お互い同士を敬い合い、大切にしあい、自分の事ばかりを押し通さないという意味です。自分をとりまくすべてに敬いの心をもって接することが心配りをすることが、和やかな気持ちになって一緒においしいお茶が飲めるという意味合いです。

こんなお茶の精神ともにているなと思いました。

私たちは人間関係の中から多くを学んでいます。そのために生まれてきたといってもいいくらいだと思います。じつは、こういう上にかいたようなことからも学びにつながっていくのです。

また、自分はこうしてほしい、こうやったら効果的なのに、とわかっていてもそれが見えない人考えつかない人もいるわけです。それでも、その人なりに考えて手を差し伸べようという人がいたならば、身内家族であれば特にその個人個人のペースで考えてあげることも大切だということもあります。

自分のやりたいことや思いを通すこともときには大切だけど、通し過ぎると孤立し、自分の気持ちを分かってもらいにくくなることもあります。結局、本心は助けてもらいたいのに、周囲からは、あの人大丈夫なんだとなってしまうこともあります。

そして、この時、感情と客観的な問題(事実)とを分けて考えることも大切な一つ。

実は今書いたようなことは、パパさん問題に取り組む中でわかってきたことで、私自身が上手くできず自分自身の中に落とし込むまで時間がかかった部分でもあります。

環境にしても人にしてもいろんなことをオーガナイズしてコントロールしようとするたびに、実はこれが自分の生きている道から、自分の本来の生き方(魂レベルでの問いう意味)から外れていくということにもなります。私たちは自分の人生は自分でしか責任は持つことができないし、他人の人生を変わってあげることもできないから。

私たちは「コントロールしてしまうことが自分にもあるんだ」という事に気づいて、「時々環境やパートナーや家族、周囲の人に対して、私はその人を思い通りに動かそうとしていないだろうか?自分の意見を押し通し過ぎていないだろうか?と振り返ることも大切。気づくことで謙虚になれるし、その状態で相手をコントロールしようという思いもなくなってきます。

こういう形のコントロールというのもあります。

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