Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。
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今世の謎解きは夫婦問題から 1~27の続きです。
取り残されていた感情についてエモーションフリーのセッションを受けました。残り数話、最後まで書き終えることができそうです。
まだたくさん思い込みの感情が残っていました。もうそろそろやりたいことをやってもいい時期、自分を優先してもいいころなのに、まだ、弱音を吐かず相手を優先、期待に応えないと・・・そして、自分にとって大きなことでも大きなことを受けとめず常に普通であろう、標準化しようと心が働く自分がいて、もっと自分の思い感情を出してもいいのに自分の感情を抑えていた部分がありました。そして感情をだしてはいけない恐怖もありました。
それにセッションをやってもらっている間に前世・過去世療法の時と同じように、物語がほんの少しの間に現れました。
腹や溝内あたりから喉元へ向かって矢が当たってしまい瀕死の状態で苦しんでいる私。そんなに年を取っているかんじもしませんが男性です。麻のような木綿のような生成りの生地を着たような昔の雰囲気の時代です。矢を受けて瀕死の状態で地面にたおれてぴくぴくしています。矢を放った相手は若者です。別に私を狙ったわけではなかったのですが、たまたま当たってしまいましや。悪気はなかった、自分は悪くないと、向こうもどうしていいかわからず呆然と立っている・・・。
このセッションが始まるころに吐き気があったのが、次第に胸の方からお腹の方に下がり、次第にそこからとけていく感じで吐き気も次第におさまってきました。
さて話はもどり、
夫婦・パパさん問題の残されていた大きなボタンの話です。
以前に夫婦の今世の目的に、お互い私とパパさんは「頼ること」と「自立すること」で互いに目指す方向は違うけれども、夫婦で共通していることは、「今までやらなかったパターンをやってみること」というものがありました。過去のブログにも書いています。
問題が起こったおかげで、互いにこれら大切なことに気づかせてもらい、変化がたくさんありました。
でも、まだまだお互い自分の目的に向かってもう一歩踏み込む必要があったのです・・・。
術後しばらくして気づきました。
私が術後、完全に動けない状況をつくること。それによって、私はさらにお手上げ状態で人に頼ることを学んだわけです。
そしてパパさんは、私に頼ることが全くできなくなるので、今まで以上に自分の力で自立してやっていくことになるのでした。
これは、私たちの関係をさらに大きく変化させてくれました。
癌の告知前にパパさんが私にかけた言葉、「癌がわかっても身体がもつまで働いてほしい」。
自信のなさから、私が病気になって手術をする状態になっても私に依存しようとするパパさんがいました。
しかし、術後の私の様子をみて事の重大さを初めて感じ、もう私からなんの援助も得られないことを自覚し、一人で家族を支えていかなければと本気で動くきっかけになりました。そうすれば、本当はできるのです。できたのです。
そうやって私の術後も頑張ってくれています。
自分が戻ってくるほどやさしい言葉も多くなってくるし、自分自身を見つめる中での私に対するある言葉の変化もありました。これも数年かかりましたが、少しずつ立ち直り始め会話もするようになったはじめのころは、今まであったことに対して「私に迷惑をかけたかどうかはわからないけど・・」という文句で会話があり、それが次第に「私に迷惑をかけたかもしれないけど・・・」、それが最後には「あのときは、迷惑かけたね・・・」と、かわりました。
外出しても態度の変化がありました。
今までは家族のことに対しても眼中になかったので、まして周囲の人へ気をむけることもなかったのが、ある日を境に、道を迷っているような人を見かけてパパさんが初めて、「どこに行きたいのですか?」と自分から声をかけて道を教えた姿をはじめてみました。びっくりしました。そうやって、周囲に対しての態度も変化していきました。
こうやって、そのほかにもいくつも変化が見えてきました。
ここまでに到達するまでには時間がかかりました。元をたどれば最初は日本にいるころの異変からですから。
とちゅうからこれは心の問題だと気づき始めましたが、協力してくれると言ってくれた人もいたのに、周囲へ知らせるなと怒りから始まり本人が病院やカウンセリングなど受ける気持ちもなく、私にどうにかしろと言われたところから、ことは始まりました。
楽な甘えられる環境を作らず、相手に学ばせる、やらせてみる環境をつくっていくこと。
自分の肌で身体で体験して、現実や現状を知ってもらい、そして自分の立場や状態も自覚させること。
失敗でもなんでも、まずはパパさんがやりたいことをパパさん自身に決めさせ、やらせること。
私は黙ってみておくこと。失敗してもパパさん自身の気づきを待つこと。
・・・・
私も試行錯誤でしたから
何年も、何年もかかりましたが、でも私たち夫婦にとっては必要な時間でした。
パパさんの目の前にもきっといろんな人生の選択肢があったと思います。
その中には自分で立ち直ろうと思う道か、その反対もあったわけです。
そしてパパさんは自分の足で立って進んでいくことを選んでくれました。
最後はパパさん自身が気づいて自分で動いていかなければ、ここまでの変化はなかったわけです。
そういった体験をする中でパパさん自身の中で物事の見極めもわかってくるし、自分自身の倫理観、考えもできるようになってきます。自分を知るようになるから他人軸で揺らぐことが徐々に減ってくるし、自分軸が作られ始めると、もう今までのような見栄とがプライドなどいらないことがわかってきます。
子育てのような感じですが、問題が起こってくれたことで内面の問題が浮上してきて、それにともなってようやく生き直しのきっかけがもらえたのです。
これは私も同じです。一緒に学ばせてもらいました。自分一人であれば、ここまで気づいたり学んだりできなかったと思います。
術後、日々過ごすうちにパパさんも自分にもできるという自信や家族を支えていく気持ちが戻ってきているのを身近に感じています。
ほんとにありがたいことです。
結婚するのもご縁があっての事。そして夫婦になって、こうやって大きな問題をクリアーしていくうちに自分自身の思い込みや必要のない考え癖、心の癖、などにも気づいてきて、お互い変化してきていることを考えると、夫婦になった意味が見えてきた気がしました。
今は
家族3人で、夫婦2人で会話もあるなか日々過ごせることに感謝です。