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miwako

1 窓から見える大きな柳の木


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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住んでいるフラットの窓から見える風景が好きなのですが、その一つに大きな柳の木があります。この柳の木、3階にすんでいるのに、この柳の木のてっぺんは見えないくらい背が高いです。

 葉っぱも黄緑色から少し深い緑に移行中。

そんな柳の木に関して思うことを数年前からもともと始めたブログで書いていたのですが、、最近また気づくことがありました。それで我が家の目の前に柳の話もなんだか一応完結した感があり、こうやって柳の木をテーマにしたブログを昔のことも一緒に振り返って書いてみました。  毎年、春になると裸んぼうの体に木の芽が芽吹き始め、葉がまた出始める。夏にかけて黄緑色から深い緑へ、そして秋ごろには茶色に枯れていき冬にはいつしか葉っぱもすっかりなくなり今まで生い茂った葉っぱで見えなかった向こう側の風景が顔を出す・・・。  毎年この木を見ながら季節を感じています。  この柳の木、窓一杯に存在感があるのでいつも気になっていました。

 あのしなだれた枝ぶり。風が吹けば流れに任せてゆ~らゆら。いろんな鳥やリスたちもやってきては懐で休ませ、雪が降ろうが雨が激しかろうがどしっと受け止めている。  数年前など私もいやな事や悲しいことがあっても、いつも外を見ると柳の木がじっと受け止め見守ってくれる、そんな存在でした。

 そんな数年前に、五木寛之さんの「遊行の門」のなかで北陸地方の雪づりのことを書いている一節にで会いました。  読んでスッ~と心に入ってきました。  「降り積もった雪の重さのために木々が折れたり避けたりするのを防ぐために心柱を立て、その上から唐傘の骨のように縄を円錐におろして枝をつる」という話の中で、 強い枝にも雪づりをするというところ。 では、どんな枝が折れるのか? 五木さんは、折れるのは細い枝、弱い枝ではなく、堅い枝、どんなに太くてもしなうことが苦手な枝が折れると書いてありました。 「しなう」枝は雪の重さがかかってくると、曲がることで雪をスルリと滑り落とし、またふわりともどることをくりかえしながら春を待つのだという。 弱い木だから折れるのでなく、 人の心も「固い心」がポッキリと折れてしまう・・・とも。 頑張りすぎている時には「心を緩め」「からだを緩め」ることも大切だなと、久しぶり柳を見つめながら思い出させてくれました。

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