Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。
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今世の謎解きは夫婦問題から 1~16の続きです。
問題が深刻になり始めて協力してくれる人も周囲に現れたのに、パパさんが人に話すな、私に何とかしろといって、結局私が一人背負ってしまっていましたがこれではいけないと思い始め、そろそろ向こうの両親にきちんと面と向かって話して、協力をしてほしいと思う自分がいました。
このころは、まだ国際電話で会話することもあったので話はすることがありましたが、話せばパパさんの方へ私は更年期症状が出ているからみたいな話になっていたのを後で知ってちょっとびっくりしたこともありましたが、しっかり顔を合わせて現状のことを話しがしたいという思いがありました。
日本へ戻りこのとき向こうへ状況を話したときは、まず最初の言葉が、「これを誰が知っているのか、私の両親が知っているのか?」そして、「誰にも私の両親にもこのことは話さない方がいい」というのが第一声でした。
私の話が本当かどうかも確かめないとと、それ以上の話は進みませんでした。
一度その後、向こうにいるパパさんと親も含めて電話で話す機会をもってもらいましたが、肝心なことは聞かないし、答えない、濁してしまう・・・という状況で終わりました。
その滞在中に、涙が出るほど嫌な、私の気持ちが理解されていないという事がわかるような出来事があったのに、結局振り返ったら、その後自分の実家に戻ってもその向こうの両親の言葉を聞き入れて何にも言わない自分がいて、結局パパさんから、自分で何とかしろと言われて自分で頑張ってしまった出来事と同じパターンをやってしまった自分がその時いたなと思います。
ただロンドンへ戻ってみると、
親軸で考え動くことが多かったパパさんにとっては私が日本へ行って向こうの両親へ話をしたということだけでも、「ハッと」させられた出来事であるのがわかりました。
こうやって私が話したことが伏線となり、後に、私がこの嫁ぎ先でも孤立してしまう出来事もありましたが、でもそのことがあったから、今の私に大切なことは何か、自分の軸を考えさせられた気づかされた、そんな出来事も起こってきました。これは別の時に話します。
この旅行で、改めて気がついたことがありました。 自分がいかに表現下手だったかということ。 素直に表現できない自分がいたかということ。
このときの旅行で、もうお手上げであることを伝えようと思った私だったのですが、あるきっかけがなければ、私はまたうまく言えなかったかもしれないなぁとおもいます・・・。
でも、神様はそんなチャンスを必要な時には与えてくれました。
それでも、今振り返っても、「あー・・・」ともっと私も上手くできなかったものか・・と思ってしまいます・・・。
今このパパさん問題とも一区切りをつけようとしてブログを書いています。ひさしぶり、こうやって昔のことから振り返っていくと結構解放したり手放せた部分が多いなと思うときもありますが、時折、心に上がってくる感情がチラリと感じることがまだ残っていることもあります。
それを今は、高速感情解放(稲垣メソードUk)をつかって自分で解放して、最後の大掃除をしている気分です。
なかなかスムーズに事が運んだわけではないのですが、その後、一人になった時に涙がたくさん出てきました。
そうやって思い切りないたからか、それ以来、新たな素直な自分がちょっぴり表れたというか、心のかたいからが外れて、気持ちが楽になった分、ロンドンに戻って更に今度は夫婦の間で話し合おうと新たな気持ちも生まれました。
戻ってきて夫婦で話をする前に、自分の気持ちを整理しました。
そして、一番重荷になっていることを考えたら、経済負担でした。
イギリスに来て以来、家賃以外、生活費、光熱費はじめすべて何一つ、支払いを家族のためにお金を出すという事をせず、するのは自分の親が来た時のみや、見栄を保つためのプレゼントや海外旅行・・・。
私は、そんなお金があるなら生活費が欲しい、そんな周りの人に言うための海外旅行なんていらない、そんなお金があるんなら私に生活費を渡してほしいと言い続けました。
その話をすると、すぐに無視して寝室に行く、怒る、お前は指図するな、俺が決めることだ、俺が一家の大黒柱だ、一生懸命働いて何が悪い、自分でマイナス口座をつくればいい・・・と、前にブログにも書いたように、心の問題が深くなるにつれて、言動に矛盾があったり、モラハラ気味の状態がひどくなりました。
こうなる前問題もなく、気さくでマイペース、ユーモアがあるパパさんも見ているので、心の病気になると人は本当に変わってしまうのを感じました。でも、そうなっても人は立ち直ると、今まで以上の力も発揮できるし、人も更にいい方向へ変化するということも、このパパさんを通して見せてもらっています。
今となっては、私にも大きな気づきや学びがあって、私が抱えていた問題やブロックされている感情など自分自身を見つめるきっかけにもなり、私自身が生きる方向にも影響を与えてくれることになったわけです。
また、パパさんが抱えている内面の問題も見えてくる部分があって、そうやって分かればわかるほど冷静になってくる自分もいました。
夫婦になるのもご縁があっての事だと思います。そこでこうやって何かしら問題が出てきたとき、そこを取り組んでいくと、お互いが実は必要のない思い込みや慣習、考え、そして心に我慢していた押し込まれていた感情・・・と、いろんなことを成長の過程で無意識に持っていたことにも気づかされるし、気づけばそうやって手放すこともできるし、そうすると次第に身も心も軽くなってくるし、お互いのことを少しでも思いやる気持ちが芽生えてくるし・・・人生って悪く見えることも実はその裏側には、その真逆にむくベクトルも向いていると感じます。
先ほどの話し合いですが、経済面の問題がそのころはかなり大きくなっていました。でも、それに輪をかけて問題を複雑にしてしまったのは、私がそういう金銭面という物理的な問題と、自分の感情がぐちゃぐちゃになってしまっていたことです。
これも、こういう出来事を通して学びました。
本来は、この感情と実際の目の前にある事実を分けて考える必要があったのです。そして金銭的なことは客観的に解決する、これが、解決を早くしてくれるのです。
また、このような問題が無いとしたら、この人と一緒にいたいかどうか、なども考えてみると、そこからも感情と事実がごちゃごちゃになっているかどうか、見えてきます。
どうしても楽に走る傾向があったころは、
夫ではあるけれど、ビジネスライクで家庭を一緒に運営するパートナーのような相手としてみてそこは割り切ってやるということも大切かもしれません。
感情をはさまないということ。
結婚して、望んで子供も生まれたのですから、家族の責任として子供の養育する義務もあります。
そうやって落ち着いて、でもぶれずに強い気持ちをもってはなしたことで、その時、すべてではありませんが前進があり、一つ肩に背負っていたものが取れました。