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miwako

祖父が選んだ職業を通してのメッセージ


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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私の父方の祖父の家は酒屋です。私も子供のころから長期の休みに入ると毎年手伝いに行ったものです。

ビールびん磨きや箱作り、のしを貼ったり、一緒に配達について行ったり、お昼は一緒に食事をとり、ちょっとのお昼寝時間、そしてまた仕事のお手伝い・・・。とても楽しい体験でした。

そのほかにも祖父母は働き者で、私が覚えていることは、早朝から豆腐をつくったり、その豆腐を揚げて厚揚げを作って売ったり・・・。父から話を聞くと、もっと昔はわらじも作ってうっていたというほど、いつもアイディアを出しては行動に移す働き者だったということです。

そのような場面を見て、孫ながら子供の目線でわくわくしていたし、祖父母がこれだけ動いて頑張るんだったら、何倍も若い孫の私はまだまだ負けられないなと思い、それが日ごろの私の原動力にもなっていました。

また、働いた分のお駄賃もきちんともらえたのも、嬉しい瞬間でした。子供の頃からこうやってお手伝いを通して働くことを学べたことは、今の私に大いに役に立っています。

「今世の謎解きは夫婦問題から」でも書いたように夫婦問題、家庭のことで悩んでいたころがありました。その祖父が人の成長をお酒にたとえて、その私にメッセージをくれたことがありました。

「お酒は、時間をかけて成熟するものであって、人が成長していくのもお酒と同じ時間がかかる。プツプツと泡が立ち、徐々に発酵していって酒は透明になる。人も酒も成熟したときの旨味は同じだ。」「お酒が時間をかけてできるのを辛抱強く待つように、辛抱強く待ちなさい。辛抱強くその人の変化を待ちなさい。」

あれから何年も過ぎ、何にもしなかったわけではありませんが、でもこの夫婦問題には辛抱強くあきらめずに取り組みました、待ちました・・・。

祖父の言葉は本当でした。

 そんなことがあり、そのころ起こっていた出来事も私の学びの一つなんだとわかりました。 

 ・・・ここで祖父=祖父の仕事(酒屋)が初めて意味あるものに思えたのです。

 ・・・祖父は、生前、偶然仕事として酒屋を選んだのではないのかもしれない。人と酒、意味があってその仕事を自分でやろうと思って生前この世に生まれてきたんだ。だから、今でも孫が悩んでいると、その酒を使って人生を教えてくれるんだ、と。

 話を聞いていて、ふと思いました。

・・・すると、私の今まで選んできた職業も私にとって意味があるはず・・・。私だけでなく、きっとみんなそれぞれ自分が選んだ職業には意味があるんだ・・・と。

 そうやって、なぞなぞを解くみたいに考えていくと、また一つ自分のことが分かってきそうでおもしろいとおもいます。

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