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過去世からの感謝の気持ちと今世の縁


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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以前から前世・過去世療法に興味があったということで、職場の上司との人間関係をテーマにセッションを受けました。

冷静に考えれば職場も上司も自分のこともわかって接してくれるし、恵まれているとわかっているのに、どうしてもギクシャク感がありその上司の前では身構えて緊張し自分らしさが出せないといいます。

今回は話が長いので2つのブログに分けていますが、このテーマでセッションをはじめると、その上司の方との関係というよりは別の大きく2つの物語が先に出てきました。

テーマはあっても、セッションが始まると潜在意識が今感じるのにふさわしい必要な場面へと導いてくれます。それがテーマとは関係がないように見えても後で振り返ると、そのテーマにもつながっているということもあります。

今日はその一つの物語です。

では、物語が始まります・・・。

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主人公は髪の毛は黒く短く、粗末な麻っぽい布切れをきて裸足の6,7歳くらいの女の子です。

時代は日本で即座に江戸と答えます。少女は何もすることなくただ立っているだけ。目の前をぐるりと見まわすと、飛脚や商人がみえます。

そんな場所で少女はみすぼらしい恰好をしていて、一人寂しい気持ちです。

なぜだろう・・・?

家族を見てみると・・・

貧しい家で土間と一段上がった畳の部屋が一つあるだけ。殺風景で何もない部屋。

祖母と父親との3人暮らし。祖父もいたようですが亡くなっています。少女が家にいると父親は手をあげます。いきなりです。それを止めに入る祖母。しかし祖母も力なく突き飛ばされてしまいます。

・・・なんとなくその父親に今世の父親を感じているクライアントさん・・・。

そうやって殴られるから暴力に耐えきれず、この少女は裸足で走って逃げてきて最初に出てきた場所でただ立ち尽くし、周りの人が行き来しているのをじっと見ているのです・・・。

そんな少女に、大きな出来事が起こった場面へと移動してもらいました。

少女は18、19歳になっています。華やかな女性になっています。

少女はきれいな赤い着物をきて、化粧は厚め、髪の毛も豪華に結ってかんざしをつけて、接待してお酒を注ぎおしゃべりをして吉原のようなにぎやかなところで遊女として働いているようでした。

休憩なのか少しの合間を見てか、やや暗闇の中で柳の木の見える川べりに出てきます。そこから、向こうに見える屋形船の上で人々がぎやかにお酒を飲んでにぎやかに楽しんでいる風景をゆったりとみています。

この少女にとってこの瞬間が自分に戻れる瞬間のようです。

そうしてこの女性、内心は仕事をしながらしんどい・・・もう限界・・・と感じています。

仕事に戻ってもやりたくない仕事をやっているので気持ちも重く、息苦しさを感じています。

そして20歳あたりで、一気に気持ちがはじけてしまい着物を全部脱ぎ肌着1枚になって裸足でそこを逃げ出してしまいます・・・。解放感を感じながら逃げ出すときも川べりの柳の木が目に留まります・・・。

その後どうなったのか更に移動してもらうと・・・

25~30歳くらいになっています。主人公の女性は落ち着いた色の着物を着ています。

どうもある方に助けられたようです。

グレーとブルーの入った着物を着て、下駄も鼻緒のついたきれいな下駄をはいた男性です。商人の家にあるような事務作業台も見えます。若くてそろばんはじきながら仕事を繁盛させて商売をしている人です。この男性、「もうここにいれば大丈夫だよ」と、とても優しくこの女性を受け入れてくれます。

この女性、着物に小豆色っぽい下駄をはき、綺麗な巾着をもって、水あめなんかなめながらこの男性と一緒にお出かけしています。

二人は夫婦のようです。

店先でも、旦那さんが仕事をしている側で、女性は心穏やかで安心感や包容力、幸せ感も感じています。クライアントさんも、その満足感をお腹で感じているようでした。おなかが満たされて暖かい感じがしたと話していました。

うっすらとこの男性が今世の旦那さまであることに気づいてきます。

次の場面に移動するとそこは亡くなる日でした。

もうおばあさんになって布団に横になっています。殺風景ながらもとても清潔な感じの部屋です。苦しみや痛みは感じません・・・。

そばには旦那さんと、白い服を着たお医者さんもいます。

「幸せで良かった」・・・そう思う主人公。

亡くなる瞬間まで旦那さまにもこのお医者さまにも「ほんとうに良くしてもらいました、ありがとうございました。」と感謝の気持ちを持っています。

旦那様にはもちろん感謝はあるのですが、この亡くなる場面に突如現れたお医者さまにはほんとうにお世話になったととても強く感謝を感じているクライアントさんがいて、魂が身体から抜ける時にその感謝と同時に自然と涙がでてきます・・・。

そうやって亡くなっていくのですが、クライアントさんがセッションをしながら今の人生で毎回ご縁があるという仕事と過去世でのリンクに気づいていきます。

「あー、だから今の人生でお医者さんに仕えるような仕事を選んでいるんだ・・・」

「生まれ変わったら次はお医者さん達を助けるために、お医者さんの役に立ちたいと思ってるんだ」

「だから、日本でもイギリスに来てからも同じような仕事に縁があったんだ・・・。」

「ありがとうございました・・・」

セッションが終わっても、クライアントさんはこの旦那さまとお医者さんの2人には唯々感謝しかなかった、ほんとうに良くしてくれたんですと力を込めて話してくれました。

今回は面白いことに物語の中では今世につながる仕事に関する場面は実はほんの一場面しか登場していないのです。

ですが、登場は一コマでも、その一コマに至るまでのそれまでのその人の歩んできた歴史があります。細かい出来事は忘れてしまっていても魂に強烈な思いだけは残っているのでセッション中に感じたりするものです。

今世、自然と医療系にいつもご縁があって働くようになっているとセッション前に話していたクライアントさんですが、きっとご自分でこれも決めてきた課題の一つなのでしょうね。

仕事のご縁に関しても気づきはありましたが、旦那さまに関しても今世と過去世でのいろいろと面白いリンクや気づきがあったようです。

過去世では幼少期は家族関係で苦労したものの、のちに商いをする旦那さまに助けられた人生でそのあとはとても穏やかに幸せに過ごせました。

今世は、このクライアントさんと旦那さまは役割を変えて、旦那さまが大変な時期をこのクライアントさんが支えていました。過去世の物語で出てきたようにお世話になった良くしてもらった恩返しのような感じですね・・・。

クライアントさんも今世支える側として苦しいことも多かったようですが、それも自分が気づかなかったことを気づかせてくれた学びだったと発見します。そして自分自身も強くなれたと・・・。

そやって今世夫婦で人生の大きな山場を乗り越えたようでした。そういうなかでも、医療系ともリンクがあらわれていたのです。

スピリチュアルガイドからねぎらいの言葉とご褒美ももらい、この旦那さまと今世も出会ったのだから安心しなさい、笑顔を絶やさずに明るく真面目に生きなさいとメッセージをもらいました。

余談ですが

このガイドさま、なんとなく日本の神様の雰囲気でしたので、「日本の神様カード」のオラクルカードをセッション後にクライアントさんに1枚引いてもらいました。

なんと「笑う門に福来る」という言葉をもらいました。

セッションでもらったメッセージと同じメッセージで、クライアントさんにとっても今世この言葉はとてもしっくり納得いくものだと驚いていました。オラクルカードっていつも思いますが、これもメッセージを運んできてくれる道具の一つだなと。

実はこのセッションには、もう一つ別の大きな物語もありました。物語の最初に出てきた少女が育った家庭、父親や祖母など家族の事です。それは次のブログで。

10月下旬、家の近くの公園で冬支度のリスを見かけました。その時に撮った1枚です。

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