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7 薬とエモーションフリー(ストーマ閉鎖術)


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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高速感情解放稲垣メソードUK(エモーションフリー)認定セラピスト&講師のMiwakoです。

最初の手術の時の入院中に苦労したことの一つに薬のことがあります。

2回目の手術のストーマ閉鎖術後は入院中は1日に3~4回ほど痛み止めの薬を処方されました。

術後すぐは、目が覚めるとすでに背中や腕から術後の痛みを防ぐためにモルヒネなどが処方されています。時には経口投与もしました。

また、術後に歩行練習を始めるようになると腸が定位置に戻ろうと動くのと幾つかある傷口、また他の身体の部位など痛みが強くなります。そのたびに、薬を処方されて助かることも多いのですが、そのような薬もとても強烈です。

ですから、その薬をとると、また具合が悪くなるので、その具合の悪さをとるためにアンチシックネスの種類の薬を更に処方される・・・と、どんどん薬の量が増えていきました。

点滴や、口から、手の血管から・・・いろんなところから入ってきます。

1回目の入院中にふと、痛み止めって、ストレートに痛みをとってくれるというものではないのかな?と感じました。

時間がたってくると、ベッドに横になっていると痛みがおさまってくるときもありました。「あー楽になった・・・」、そんな時に、お薬の時間になり薬を飲むと、飲むたびに一度おさまった痛みが体の中でどんどん波打つように大きく戻ってきて、ピークに達したと思ったらそのあと山を駆け降りるように痛みが引くという感じでした。

この体験は痛みがだいぶ治まっているときに飲む薬は、また痛みが戻ってくる・・・と私には恐怖でした。ほんとに痛みが強くなるので・・・。だから、これらの薬を飲んでもいいのかな・・と不安もでてきて・・・。

今思うと、身体を緩めてリラックスるるためには、一度身体に力を入れていったん緊張させてからそのあと脱力したりしますが、そんな仕組みと似ているのかな‥と。

でも、戻ってくる痛みも強烈なので、ほんとは味わいたくはないのですが・・・。

あと、ある強い薬をとると、身体が動けなくなり意識ももうろうとするというか、眠気なのか、呂律もうまくまわらなくなり、ベッドに横たわる感じで。ただ、眼だけは冷静にあたりを見回しているもう一人の自分がいる感じでした。

しまいには、そういう風になるよりは痛みを感じていたほうが楽だとおもう気持ちもミックスされ、看護師さんからいろいろ薬を飲むようにアドバイスされるのですが、なかなかすんなりと薬を飲もう・・・と思える自分がいませんでした。

そのほかにも薬を取り始めて2,3日後には味覚や嗅覚も変化してしまい、お水さへも気持ち悪くて飲めない感じになり、「私一体どうなるの???」と、更に薬を飲むことに日に日に恐怖と抵抗感が増してきました。

そんな1回目の体験から、やはり前回の麻酔と同じように、手術が近づくにつれて、困るほどではなかったのですがちらほら薬への抵抗が意識に上がってきていました。そこで術前に少し薬に対する抵抗もはずしておきました。

2回目の手術後、入院中、薬の時間になると少しまだ薬に対する抵抗がのこっているのに気が付きました。そこでその時、エモフリを使ってみようと思う心の余裕も少しあったので、ベッドの上で使ってみました。

「薬を飲むと具合が悪くなる」

「術後は薬が飲めない」

「薬は怖い」

などの気持ちを解放してみました。そのほかにも

「薬を飲むと胃が気持ち悪くなる」

なども。

すると、不思議とのどを薬が通ってくれるようになり、しかも、今回は胃も気持ち悪くなることもなくすごせました。

夜9時、10時ごろに最後の薬を飲むのですが、入院後半になって、この薬は強いからきちんと薬をとる前に何か胃に入れるように(dangerousという言葉を使ってました)、と言われました!最初の数日間の入院中、看護婦さん、誰もそんなこと言わなかったし、自分で食べ物なんかも用意していないのに、どうやって夜薬をとるまえに、食べることができるんだ!!!と心の中でおもいながらも、それ以降は、夕飯に出てくるゼリーなんかを夜に取っておく知恵もつきました(笑)。

それはさておき、私は昔から胃腸が弱かったのに、この時は胃が全くもって元気なのにも驚きました。

そして気づいたことがあります。

この高速セラピーの好きなところの一つに気づきの速さと気づきの多さがあります。

解放していく過程で、どんどん気づきか出てきます。それを側に置いているノートに次々と書き込んでおきます。そして、あとでゆっくりと見直すと再び気づくことがあったり。気づくとなにかしらストンと自分の奥の方に何かがはまります。

日本にいる時は、薬を飲むことに違和感は全くなく、逆に、具合が悪いときやちょっとおかしいと思ったらすぐ病院、薬・・・という気持ちでした。ですから薬も結構飲んでいました。

でも、イギリス住み始めて、GPなどでも日ごろからめったに薬を出さないことを経験してからはだんだん薬や病院のかかり方についても、日本にいたころの意識とは全く逆になっていきました。

ですから、この2つの手術を通して、薬に対しての感情が左右にに振り子になっている自分に気づかせてもらいました。

このエモーションフリー(稲垣メソード)でも、振り子になった感情を扱います。

子供の時から、病気だと薬を飲むと考えていて、特に身体が弱い方だったこともあり、その意識が思いのほか強かったのではと思います。

しかし、住む土地が変わって自分の考え方が崩れてしまった後に、逆の思いに強く振れてしまい「薬は身体によくない」「薬は必要ない」というところから、そんなに感じている薬をたくさん摂取することへの恐怖へと変わってきてしまったんだと思います。ですから、1回目の手術で痛みがある時には、素直に痛み止めをもらえばよかったのに、これらの感情が邪魔してしまったわけです。

次回のブログには、特定の薬に関してもう一つ自分の体験を書きたいと思います。

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