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9 病院食とエモーションフリー


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世、未来世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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高速感情解放稲垣メソードUK(エモーションフリー)認定セラピスト&講師のMiwakoです。

イギリスの病院での2回の手術、どちらも生まれて初めてだったので、術後の食事についても実際にその時になってみないとわからないことがたくさんありました。

気をつけるべき細かいことはあったのですが病院側は患者は基本なんでも食べられるという姿勢で、1回目の手術のあとシリアルの朝食から始まり、昼以降も特別食もなく一般の病院メニューの献立表が来ました。

ストーマ装着をして2日目、術後初めての昼食で何を食べていいのか最初はわかりませんでした。

メニュー表とにらめっこ、まだストーマについての詳しい食事の説明などはもらっていないのでさっぱりわからず。メニュー表を持ってきてくれた若い看護師さんに聞いてみたのですが、きっと私が聞いた方もわからなかったんだと思います、こちらの国なので、病院であろうが患者の前であっても思いっきり嫌な顔されてしまい行ってしまいました・・・。

きっと尋ねる人はいないのかもしれません・・・。

術後すぐの体調もあり、だるさや何を食べていいのという不安や看護師さんに拒否されたような気持ちになりショックで、ここで、日本だったらな…と感情がむくっと出てくるわけです。

他にも、私の英語力の問題?私は何か変なこと聞いたの?私が悪いの?とまたまたそこから必要もなり余計な感情がどんどんと広がってしまいました・・。

結局マッシュポテトだけお願いしました。

すると持ってきてくれたお更にはたっぷりのマッシュポテトにグリーンピース、それにフィッシュフィンガー(魚のフライのようなもの)も4,5本入っていて、びっくり。

あとで、マッシュポテトだけだと足りないから、フィッシュフィンガーなんかもたくさん入れといたわ~♡とマッシュポテトだけを見た年配の看護師さんが気を使ってくださって入れてくれたのがわかりました。

ここでも、本来ならありがたい、感謝だなと思うことだと思うのですが、まだまだ食事に対する不安があるので、ほんとにこんな食事食べてもいいの?と思うばかりでありがたさの思いまではいきませんでした。

術後のしかも腸の手術にストーマ造設、そんなあとはどうしても日本の体に優しい食事の印象が強く私の頭の中に残っていて、しかも具合の悪さもあり、術後すぐにコーヒー、紅茶、繊維の多い野菜類、魚のフライやパスタ、チーズたっぷりのラザニア・・・等々西洋の一般食をストーマになってすぐに食べていいのか不安が強く食事がのどを通りませんでした。

術後初めてのお医者さんの回診でも、なんでも食べていいですと言われたのですが、なかなか不安の方がそれでも強かったです。

ストーマ生活も1年以上もすれば、お医者さんの言った通り、結構なんでも食べていいんだと後になれば理解できましたが、その当時初めての体験の私などは言われてもそんなことはわかりませんでした。

先ほども書いたように、術後最初の食事から普通の食事なんか出していいの?もっとお腹に優しい消化に良い柔らかいものを出してもらえないの?と不安に思っていたところが正直ありました。

日本だったら・・・と勝手に頭の中で比較してしまっていたわけです。

1回目の入院中は、自分でエモーションフリーをする心の余裕、力も全くありませんでした。この時の入院では違う国での初めての出来事だったので食事以外でもショックなことは結構あり、2回目の手術まで感情をそのまま残してしまいました。

2回目の入院では術後の体力もかなり違うのを感じていて、エモーションフリーを使ってみようと思える気持ちもあり、1回目で心に残してしまった食事に関する嫌な感情や不安な感情を解放してみようという自分自身もいました。

「術後に、身体に優しい食事なんて出してくれるわけがない」

「看護師さん・お医者さんに理解してもらえない」

「私の英語が通じるわけがない」

「ストーマを閉鎖したら、すぐに物は食べられない」←このフレーズに関しては、もう一つストーマ閉鎖術後のお通じとの関係もあり、それは、下の方へ書いています。

食事前にエモーションフリーをしておいたら初日の病院食から驚きました。1回目と同じように、メニュー表が配られてきました。違う以前とは違う看護師さんです。その方に、1回目の時と同じように、自分の状況を話して食事のアドバイスをもらいました。

すると、そこにもう一人更に話に参加してくれた看護師さんも現れました。

そうして、「ちょっと待っててね」と席を離れ、その後持ってきてくれた食事がなんとクリアースープ。

びっくりでした。

こんな食事もあったんだ・・・。

看護師さんともコミュニケーションもうまくいきました。

驚きです!

その後も、食事もこれだったら大丈夫と自分でも感じることができるような食事をいただくことができました。

一般の普通食に戻ったときも(術後2日目からです)、今度は病院の流れに任せてみよう、今は自分にやってくる流れも悪くないから私のところに来るものを信じてみよう、きっと体には悪くないはずと思える気持ちが湧きました。

そうやって食事もありがたくいただこうと思えました。

きっとエモーションフリーのお陰です。

結果、

自分を信じることができたのかもしれません。

もう一つ、ストーマ閉鎖術後、食事が始まると14か月ぶりにお通じが来るようになりました。私は、小腸ストーマー(イレオストミー)だったので、大腸を1年以上つかっていなかったんですね。

そのお通じが結構大変でした。

1時間の間に7回も8回もトイレに駆け込む状態・・・

駆け込むといっても、まだまともに歩くことも出来ず壁を伝いながらカメさん歩きの状態。

トイレは病室の外にあるトイレ。

2、3か所を他の病室のかたと一緒に使うので、時には空いていないことも・・・。

当然・・・トイレにも間に合わず・・・オムツ状態・・・。

機能が上手く戻っていないのと、直腸がないから?なのか看護師さん達にもトイレに行く回数の多さに驚かれ・・・。

かなり気持ちの余裕は前回よりはありましたが、このトイレ事情はかなり参ってしまいました・・。

食事をしたらトイレ問題が起きるので、そこも気持ちを落ちつけようとエモーションフリーやってました。

「食事の時間が怖い」

「食事をしたら、すぐにトイレに駆け込まなければいけない」

「今は食事処ではない、こんな状態では食事はできない」

*「ストーマを閉鎖したら、下痢に苦しむ」

*「ストーマを閉鎖したら、すぐに物は食べられない」

・・・まだまだいろいろやりました。

この*印のフレーズの事ですが、「ストーマを閉鎖したから下痢に苦しむ」「すぐには物を食べられない」と唱えても、現実にはこの状態で下痢がなくなるわけないのですが、このエモフリは感情・心因性のものにするので、感情がパニックにならずに落ち着いた自分があらわれます。

入院の時に時々メモを取っていた中にも書いていますが、エモーションフリーを唱えるとそこから、少し体の変化を感じ、お腹の力が緩んできました。

私の癖は、いろんな我慢や恐怖や苦しいなどの感情をお腹にためてしまうんだという事に、病気になって初めてはっきり気づかされました。

なんでも、思いつくことをどんどんエモーションフリーでやっていくといいです。ネガティブにフレーズを作ったほうが効果的だったりもします。

最初はそういうフレーズでやっていても、だんだん核心の部分の気持ちにふと気づいて、フレーズはどんどん変化してきます。その変化したもので更に気持ちをフラットにしていくんです。

最初に始めるフレーズの時の気持ちを最大を10として測り、その数値が0に自分の中でなるまでやります。その時に、胸の付け根、右でも左でも好きな方へ手を当てて唱えます。

現在、一般社団法人行動変容協会のほうのサイトで簡易型のライトエモーションフリーというのを無料でダウンロードできるようになっています。

ぜひ、試してみてください。

手にして読んでみて、興味はあるけど難しいというかたのために、対面でもオンラインでも、エモーションフリーを自分で使う第一歩になれるように使い方勉強会や私の体験セッションなどもできますので、そんなときはご連絡ください。

そしてご自分で変化を身体で感じてみてください。

先ほども書いたフレーズ「ストーマを閉鎖したら下痢に苦しむ」という感情を食事の前に自分で解放すると、食事を食べることに対する抵抗感も緩み、さらに落ち着いて出されたものを体を信じて食べよう、と思うようになりました。

不思議とそうなると、のどを食事が通るんです。

食べることを意識してゆっくり何度も噛みながらありがたくいただけました。

言葉の問題やイギリスの病院のシステムや流れ、いろいろ知らないことはたくさんあってとまどいもありましたが、病院食でも上のような不安、心配、思い込み・・・・なども入院生活がきつかった原因の一つでもあったんだろうなと、今振り返って思います。

自分で無意識に居心地悪くしてしまっている・・・って感じです。

エモフリ(高速感情解放UKメソード)でいう、自作自演です・・・。

冷静になってくると、いろんなことが見えてきます・・・(-_- ;)

でも、気づいたおかげで、2回目の入院時に1回目の入院時のトラウマをそのまま手放して気持ちも楽になり退院できました。

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