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負の世代間連鎖 気づきと覚悟


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、前世過去世療法、高速感情解放稲垣メソード(エモーションフリー)、直傳霊気などのセッション&講座をやっています。また、お仕事疲れのお父様、お子さまの勉強や心のサポート、子育て・人間関係、感情や環境に振り回され苦しんだり悩む女性やお母様方の心身を楽にし気づきをもって前に一歩進めるお手伝いもしています。

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今となっては昔の話と笑って話せる自分がいますが、子供の頃は親の血をみるような激しい夫婦喧嘩や両親の感情のままに激しい言動に振り回され感が半端なく、小学校4、5年生のときにはすでに自分の心、感情がなんだか固まっているな・・・と自覚もあり・・・。

中学生になって保健体育だったかで脳のしくみを図で説明したところがあって、その当時風邪ひきの熱ではない頭の内部から来るような微熱をずっと感じていたのでその図を見ながら自分の頭の中のどの部分から熱を感じているのか自分で自分を観察しながら、脳の中のほうだなぁとか脳幹?間脳のあたりかなぁなんてよくわからないなりにかんがえたりしていました(^.^)

何度か急に口が開けにくくなることもあり小さくしか開かない口に箸で食べのもを押し込んでいました。顎関節症だったんだろうなと後になってわかりました。

そのほかにもいろいろ振り返れば思うことがたくさんあり、その当時の私の体も心もSOSを発していたんだなと思います。しかし、子供の私はそれを相談したいという大人も見つからずどうしていいかわからなかったです。

若いころは親に恨みつらみもあり、いつもなぜか家族の中にいるのに居心地の悪さや孤独感があり親から愛されている感も全く感じられませんでした。

現在は自分の心の在り方、揺さぶられない揺れない自分軸を学んで強くなってきたことや気づきで、セラピーや相談先でももう関係修復は難しいかもしれないと言われたこともありましたがそんな方が驚かれるくらい親との関係も落ち着き、数年前に初めて家族ってこんなのかなと人生も半分過ぎようとしているころに実家族の中でほっかりする気持ちも体験しました。そんな親との関係を振り返って少しだけまとめたブログはこちらです。(➡家族問題)

そして今思うことがあります。

もって生まれたキャラクターもありますが、そんな両親が実は私が大好きだった祖父母、また写真でしか見たことのない曾祖父母、そのまた前の世代の考え方や価値観、習慣、それに長い間国や地域に根差していた考えや当時の時代背景、世の中の風潮、価値観など様々なものが混ざり合って世代を超えて家系に引き継がれ、それが親のところで結婚や子育てをきっかけとして負の部分が問題化されて体現されたのだろうなということです。

そうなると、そんな親の環境下で育つ子供は自分を表現して伸び伸びと育つことができず、常にストレス下で抑圧された感情の中で心身にトラウマを抱えながら生きてしまいます。そして親のやること言うことを見ながら聞きながら肌で感じながら受け継いでいき、いざ自分の人生を生きようと思ってもその身についたパターンが人生を生きづらくし自分を苦しめるということにもなります。

一部ですが以下のような子供へと引き継がれていく

negative generational programs(ネガティブな世代間連鎖)もあります。

いくつか例を挙げると

1、世の中は女性は不利だ。女性は不当に扱われる。

2、もっとうまくやれるはずなのに、やれない

3、自分を犠牲にしても他人を優先する

4、他人を喜ばせないと嫌われる

5、言われた通りにする

6、用心するのに越したことはない、念には念を入れる

7、成功すると人々はよく思わない

8、十分に仕事ができない、自分はダメだ

9、目立ってはいけない

10、望んだように結果は起こらない

11、血筋だから、家系だからしょうがない

12、不運や不吉につきまとわれる

13、変な人につきまとわれる

14、どれだけ自己犠牲したらで価値が決まる

15、人生お金がすべてだ

・・・etc

自分を自己否定したり、自分の価値を低めたり、あきらめ、劣等感、自己犠牲、自己嫌悪・・・このような負の世代間連鎖をやめるには、まずこの負の連鎖に気づくことです。

どうしても親や祖父母を敬うべき、親に対して負の感情を抱いてはいけない、自分の親が一番正しい、大好き、友達のような関係、悪くない関係と思い込んでいたり、自分や身近に問題が起きていてもまさか自分や自分の家族のなかに要因があるはずがない・・・という思いを強く持っている人にとっては、ここが一つ難関な様な気がします。

かえって親との関係が悪かったという人の方が負の連鎖には気づきやすいかもしれません。関係が良いと思っている関係も無意識に自分を抑圧していたということや、親も自分自身も互いに依存しあっていたという場合もあります。コントロール、支配的な感覚に気づかず仲がいいと思っていたのは実は自分も親のコピーになっていた、また親の思い通りになっていてそれが逆に、親から離れて新しい家庭を持ってもそのなかでの人間関係や子育てに影響を与えていたり自分の人生を歩もうとし始めたらなんだか問題が起こってしまうということもあります。

離れても身近なところにいると、自分自身で考える前に親元に戻るたびに振出しに戻ってしまうこともあります。

問題に悩んでいるはずなのに、自分に起こっている問題を見つめ取り組むことで家族との関係が悪くなるのではないか、自分が家族を嫌いになるんじゃないか大好きだった祖父母への見方が変わるのではないかと不安に思って、なんだか連鎖を感じていてもそのままにしておくというパターンもあります。

いままでのパターンから変化をする時は、人は誰でも恐れを持ってしまいます。ですが勇気をもって一歩進んでください。

私も体験して思いますが、親も祖父母もそのような負の世代間連鎖の中での影響を受けてきていることが理解できるようになると、親への感情も変化します。関係悪化や自分が親を嫌いになるどころか、親が理解できるようになればなるほど怒りの感情が薄らいでいきます。自分の生き方も変わってきますし、また子育てでも絶対にこの負の連鎖を自分の子供へは引き継がせない、と思いをもって意識して生活するようになります。

その負の世代間連鎖に気づくとショックな時もあったり、癒す過程で心の底に押し込めてたさまざまな感情も出てくるかもしれませんが、もしそこで親に対して、自分に対してあらわれた感情で自分でコントロールできないものがあれば、セラピーなどもおすすめします。

また人生の仕組みを考えると、この親の元に生まれてきてことや、起こってきた問題を通して親や自分自身のことも理解できるようになり、やはりどこかでいつかはその問題と向き合うようなタイミングがあらわれ乗り越えていくようになっていたんだなとも感じます。

負の世代間連鎖のなかで違和感、苦しみに気づいた人が、気づいたときから世代間を通して自分自身のことをみつめ自分を大切にすることを目指して変化していくと、そのようなエネルギーは周囲への変化も及ぼします。気づかないうちに自分の育った負の連鎖をもった家系、家族に良い意味で風穴を開ける、新たな流れ、新しい視点をもたらすきっかけになったりもします。

世代間や時代背景、世の中の風潮、風習・・それに人生の仕組み、様々な視点で少し目線を広げて立ち位置を変えてみると今までとは違った角度で親のことも考えることができるようになります。すると気持ちも落ち着いてきて冷静になれる自分もあらわれ、生き方にも変化があらわれます。

ですから、まずは負の世代間連鎖に気づいて、そして負の連鎖を自分の代で止めると覚悟を持って向き合ってください。

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