Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、子育ての応援、お子さまから年配の方まで様々な年代のかたのお悩みを聞きながら、ホリスティックな考えや様々な視点、セッションを通して心身共に楽に生き易く自分らしく人生を歩んでいけるように、前に一歩進めるお手伝いをしています。前世過去世・催眠退行療法、高速感情解放、直傳霊気、そのほかのヒーリング、自分軸づくり、リラクゼーション等などのセッション&講座もやっています。
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他人事ではない親の介護問題。
近頃は介護を通しての悩みで来る方も見られるようになりました。
介護、親へのストレスが頂点に達してどうしようもない、
介護関係のかたとのやり取りにもプレッシャーを感じてしまう
今まで味わったことがないくらい疲れ果てている自分がいる
介護したいと思う自分と、相反する自分の気持ちの葛藤に苦しんでいる
親の介護のストレスがきっかけで話を聞いていくうちに、きっかけは親の介護なのですが、この機会が自分自身をもう一度見つめ直して自分の人生を一歩前に進める役割をしているという場合もあります。
表面上は介護が原因で問題が生じてくるのですが、もともと家族の中で過去から抱えていた問題の部分や自分の中に負のパターンとして持っていた心の癖が、介護というものをきっかけに大きく表面化してくる場合もあります。
ちょっと話はそれますが、私たちは不完全であるがゆえに魂の学びと成長のために自分の課題を決めて、そしてその課題に気づいて乗り越え強くなっていくためにふさわしい家族を選んでこの世に生まれてくると言われています。そして生まれてくるときにその自覚は心の奥底に潜んでしまうとも。
その奥底に沈んでいるものを目覚めさせるきっかけとなるのが、心・魂が心の底から揺さぶられるような出来事であったり、魂の琴線に触れるような体験からだったりします。
しかも深い悲しみ、傷つき、無念さ、病気、苦悩・・・その人にとって苦難や困難のような形であらわれてくることが多いです。そしてそこから自分を鍛えて強くしていくことになります。
そして基本、自分で越えられないような課題は作ってこないということ。
真の自分の力は、『人生のどん底を味わったとき、もう駄目だという境地、もうどうしようもなくなり藁をもつかむようなところまで達した時に発揮される』と言われています。もし、今までに味わったことがないくらい大変だと感じている状況にいると感じているときは、もしかするとそろそろ人生の転機、ステージが変わるタイミングに来ていることも考えられます。
そういった様々なことを含めて、自分自身を見つめ見直すきっかけをお知らせしてくれているサインの意味もあるかもしれません。
そうはいっても、現実問題やはり大変です。
まずは、介護サービスも利用できるのであれば利用しながら介護と自分自身の生活のバランスをうまく保てるように自分の健康に気を配り、睡眠の確保や食事、適度な運動や少しでも自分一人の時間も作ることで精神的にも肉体的にも自分をなるだけ良い状態に維持するように意識していくことも必要です。
介護に一生懸命になってしまい自分の行動を振り返ると意外と自分のことを気にかけていなかった・・ということもあります。
そして、一人で抱え込まないこと。
一番危ないのは、すべてを自分でやろうと抱え込んでしまうことです。
介護は長く労力のいるものでもあります。私たち人間にも容量の限度はあるので、ある一定量を超えてしまうと自分自身が疲弊してつぶれてしまい、結局介護も上手くいかなくなることもあります。
また、過去と相手は変えることはできませんが、自分の内面に気づいて自分の受け取り方、かかわり方を変えて、新たな物の見方を加えることで自分に良い変化を起こすことはできます。
気づきがあり新たなものの見方考え方の視点が増えると、狭まっていた視野を広げてくれます。ダメだ、できないと思い込んでいたことがよく見ると横に先に進む細い道があることに気づいたり、目の前に起こっていることに対して、自分でできることできないことの見極め、判断、区別などが見えてきます。そして自分の意思で選択し行動していくと、身動きが取れなくなっていた自分とはずいぶん違う自分自身を発見すると思います。
どんなに小さいことからでもいいです。
あるクライアントさんはヒプノによって、リラックス状態を作った後に心の底からの自分の声を聴いて愕然としたといいます。
「自分さへ犠牲になればいいんだ」・・・。
顕在意識ではそんなこと考えているなんて思ってもみなかったのが、潜在意識を探ってみると介護を自己犠牲的な思いでやっていて、それがどんどん視野を狭くしてしまい自分自身を苦しめる方向へと物事を導いてしまっている部分がありました。
後悔しないように一生懸命親のために介護をすることはとても素晴らしいことですが、やはり自分のことを大切にしたうえでのことです。過剰になりすぎているときには、もしかすると周りに認めてもらいたい、自分の価値は家族にどれだけ尽くしたかで決まる、頑張らなければいけない、~しなければ・・・などの思いも無意識にもっているかもしれません。
そういう形になると外の基準で生きてしまうので、親の言動、顔色、反応次第で一喜一憂することになり揺さぶられっぱなしになっていきます。
この心理状態のとき心のバランスはほとんど親の方に傾いていて、自分の感情のコントロールを相手に渡してしまっているともいえます。
自分の感情が上手く自分でコントロールできない状態は、起こった出来事に感情をくっつけてしまい、さらにその感情が過去の嫌な出来事まで引っ張り出してきて、どんどん感情が膨らんできて収拾がつかなくなり、感情の爆発にもつながりかねません。
これは介護に限ったことではありません。
ですから、その自分の心のバランスを親軸から自分の方へ戻し、介護も相手のためでもあるけれど、自分のためという自分軸が大切です。
子育てや鬱を長い間患った伴侶をケアしながら何年も生活し体調を壊してしまった個人的な体験からも、自分軸をもって自分を大切にしながら家族にも接する姿勢は介護するときの姿勢と似ている部分があると思います。
自分軸に変わったからといって、相手の状況が変わらないようには見えるかもしれませんが、大きな違いがあります。問題が同じように起こり取り組んでいくときに自分自身の中できっとそれを実感すると思います。
問題ばかりが起こってしまい自分の状態が身動きが取れないと感じたとき、自分で以下のような思考パターンになっていないかチェックしてみるのもいいかもしれません。
過剰な義務感や責任感、
罪悪感、
自分さへ頑張ればという自己犠牲の意識
白黒思考
過剰な自己防衛、
強い不安感、心配性
自分に対する不十分感
・・・・。
自分を守るために子供の頃から知らず知らずに作り上げてしまった思考パターンですが、なかには大人になってからは必要がないものもあり、かえってそれらが周囲の協力や介護サービスを利用しても、その中でも自分を追い詰め苦しくなる状況を作り出したり、周囲を巻き込んでトラブルが絶えないということもあります。
気づいて、少しずつ生活の中でこのパターンを変えたり癒しながら自分も大切にすることはできます。
自分のエネルギーの変化は周囲へも影響を与えます。
自己犠牲の意識が強かったかたは、介護をすることに意識が集中し過ぎていたため自分の時間を作ることを忘れかけていたようでしたが、自分の時間を少しでも確保するよう意識が向き始め、自分が一手にすべてを引き受けていたことの中で親ができることは自分でやってもらうという気持ちにもなったようです。
ほんのちょっとのことからでいいですので、少しずつそうやって無理していた部分を見直していくと滞っていた流れにも動きがあらわれてきます。
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話すと楽になり、前に進むヒントも見えてきます。
自分が変わると周囲へ嬉しい影響を与えていきます。
行動することが解決のまず一歩です。
セッションやお話を聞いてほしい方、お待ちしています。
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