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miwako

2 月明かりの下の記憶


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、子育ての応援、お子さまから年配の方まで様々な年代のかたのお悩みを聞きながら、ホリスティックな考えや様々な視点、セッションを通して心身共に楽に生き易く自分らしく人生を歩んでいけるように、前に一歩進めるお手伝いをしています。前世過去世・催眠退行療法、高速感情解放、直傳霊気、そのほかのヒーリング、自分軸づくり、リラクゼーション等などのセッション&講座もやっています。

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今回の一時帰国から戻り、前回のブログ「1 母の姿が小さく見えた」にも少し書きましたが、物心ついたときから持っていた問題をようやく手放せる節目を感じました。

幼いころからの腑に落ちなかった家族・親子の中で起きる問題、そしてそれらに影響を受け揺さぶられて生きてきた自分、いろんな絡んでいた物事の深い部分がようやくここに来て自分なりに理解できるところまできました。

自分の心の中に余裕が感じられるようになり、自分でも親を前にしても変わったなと感じます。

今でもそんな親との関係で気づかされることもありますが、私自身、これからは何かあっても以前のように揺さぶられることなく「適度な距離感」と「きっと大丈夫なんとかなる」、と思える自分がいます。

不思議なのですが、この実家族との問題の前に一区切りを迎えた夫婦問題からの気づきと変化をブログにまとめていったときに、書きながら自分の中に残っていた手放すべき感情がまだ残っていたことに気づかされたり、それに気付くようなできことが起こったりしました。

それも、深い部分で。

そしてその後癒しと共に幸せ感も増してきました。

今度もそれと似たようなことが起こっているのです。幼いころからのまたは過去世からの深い部分での気づきや、これからの生き方についてのメッセージなど、夢から、現実のできことから教えてもらっている感じです。

ほんとうに人生って不思議だと思います。

子供の頃からこうやって今まで、時にはセラピストさんまでもが私の問題は難しい・・・と言われることもありましたが、こうやって長い時間はかかりましたが平穏で幸せなな気持ちと親・家族との関係の変化を前にして、あの環境からどうやってここまで変化してきたのだろうと、そんな今までの事を振り返ってみます。

そして、幼いころからの自分にも区切りをつけるために夫婦問題の時と同じように自分の心の整理もかねて大まかにですが少しずつまとめていきたいと思います。

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一番最初に強烈に矢が心を貫いたのは7歳前後あたりから。

ここでの話は、そのもう少し前の記憶です。7歳前後の出来事をさかのぼっていったときに、さらにこの記憶が思い出され、自分自身の性格やその当時をすこし垣間見ることができる出来事だなと思い、記録に残しています。

まだ小学校へ入る前、まだ幼稚園前後のものです。

思い返せば、親の仕事の関係で田舎からちょっと街中に引っ越してきたころ。それでも自然は多く、当時は裏は山で窓を開ルールけると石垣で蛇もニョロニョロ・・・子供にとってはそんなものを見るのも面白く今日は何匹いたとキャッキャッと騒ぎ、庭には木が何本もそびえたっていて自然も多く、犬も飼っていたので一緒に遊んだ記憶や三輪車でちょっと冒険に出かけて知らない子と遊んできたりと、どの子供の頃に戻りたいかと言われれば、唯一このころは私を懐かしい感覚に戻してくれるところでもあります。

そんなころ、

ある夜中に目を覚ますと、弟と二人きり。父と母が家にいませんでした。

私はとっても小さかったのに、あせらない。涙も出ない。薄暗い中でただ冷静にもくもくと弟を起こし、洋服を着せて靴を履かせ玄関先を出て小高い庭から下のほうに見える道路を、幼い弟の手を握ってじっと見つめていた記憶です。

その日は雲が一つもなくとても明るい月夜の晩でした。

じっと澄んだ月を見あげて・・・いまもその月を思い出しても綺麗でした。

しばらくすると、偶然にも両親が酒場からタクシーに乗って帰ってきました。

父親がどのような態度をとったのか全く記憶にはないのですが、母親は夜中に外に立っている私たち二人を見て「はっとして」かけより、抱きしめてくれたような記憶があります。

あまり自分の感情の起伏を覚えていませんが、これを振り返る時ちょっぴり物悲しい思い出です。

その後小学生になるころに同じ校区内ではありましたが引っ越すことでだんだん両親にも変化があらわれ子供もその渦に次第に巻き込まれていくようになりました。

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