Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、子育ての応援、お子さまから年配の方まで様々な年代のかたのお悩みを聞きながら、ホリスティックな考えや様々な視点、セッションを通して心身共に楽に生き易く自分らしく人生を歩んでいけるように、前に一歩進めるお手伝いをしています。前世過去世・催眠退行療法、高速感情解放、直傳霊気、そのほかのヒーリング、自分軸づくり、リラクゼーション等などのセッション&講座もやっています。
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小学生になったころに妹が生まれました。
そこから母親の私に対する言動がきつくなりました。
妹を産んでから毎日のように聞かされた言葉。
「こんな可愛い女の子が欲しかったのよ!」
「今度はかわいい目がクリっとしたかわいい女の子が欲しかったから、お母さん毎日近くの○○ちゃんの家にいてそこにいる目のクリっとしたかわいい女の子の顔をみせてもらってたのよ!!!」
「そしたら、ほら、こんなにかわいい女の子が生まれた!」
・・・・
長女の私にそうやって嬉しそうに毎日話していました・・・。
でも・・・
私もあなたから生まれた娘です・・・。
7歳くらいの私が受け止める言葉としてはとってもきつい言葉でした。
しかも毎日のように・・・。
時には、乳母車に乗っている妹が、私が学校から帰ってきたときと弟が帰ってきたときの態度が違っているという話を母が話し始め、弟が帰ってきたらとっても喜んでいるように見えるというのでやっぱり誰が優しいのかわかるのね~と私につぶやいてみたり・・・。
成長しても、家族のいる前で、「ほら見て、あの子の手はあんなにきれいなのにね・・・どうして・・」とさらりと言う始末。
大きくなった私は、反抗するより「かわいくないよね」と認めて、笑ってその場をさっと過ぎることしか思いつきませんでした・・・。
親の激しい喧嘩で家の中がごたごたしていると、どうしてもなるだけ家庭の中を平穏にさせたいという気持ちが小学生のころから強かったので、家庭の波が荒立たないように、なるだけどうやったら親が喧嘩にならないのか、どうやったら親を怒らせないように、家に荒波が立たないようにしていくか、そんなことを考えて動いていた気がします。
でも、これって後でわかりましたが、自分さへ我慢すれば、自己犠牲や自分を大切にしない、自分に価値を持たない、私は幸せになってはいけない、他人軸で生きる・・・様々な思いを心に恐怖不安と共に刻み込んでしまっていました・・・。
中学生になったとき私と2人で買い物に行っても、街中で母の知り合いに会ったときに横にいる私のことを聞かれると、「いや、この子は親せきの子なのよ」と平気な顔で言う母親でした。
家に帰って母親に何故そんなことを言うのか怒りをぶつけましたが、
「いいじゃない、1回くらい~」と・・。
幼いころから親子の信頼関係が気づけていない状態でのこんな親からの発言は、1回でも子供にとっては取り返しのつかないくらい傷つく言葉でした・・・。
そんな後もお友達と子供の話になっても「あなたのことは言わなかったわ~」と、わざわざ言わなければ知らなくて済むことを私に言ってみたり、
かたや妹はモデルとして雑誌にも載ったことがあるくらい母親好み。そんな妹のことは口にする母親。
私の妊娠中も、きっと私が生む子はかわいくないと妹に話したらしく、まだ独身の妹が女の子を生んだときに着せたいと洋服を買っていた始末・・・。
後になってそんなことも知ったのですが、もう言葉もありませんでした。
その洋服を、先日の一時帰国で母と荷物を整理しているときに見つけました。あれからもう20年近くなるのにまだ持っていました。
「着せたかったなぁ」とその時も言ってましたが、だからといって今は、私の息子である孫も大きくなりばあばと気の合うところもあり、孫もできて成長していけばそんな昔に話していたようなことも関係は無くなるものだとも思いました。
洋服もシミもついていて母の了解を得てこの機会に処分しました。
何事につけても昔からすごく容姿にこだわり、あまり心、内面を見てくれなかった母。
きっと母の中にも、幼いころから容姿にコンプレックスをもってしまうような胸の痛む出来事を体験してしまったのかもしれない・・・。または、時代が時代だったので自分の性別・女性で生まれてきたことを家族の中で歓迎されなかったのか・・・。
きっと母の心にも手放せていない何か闇があったんだろうな・・・。
もう何年も前に娘(私の妹)の写真を見ながらポツリといった言葉、
「○○ちゃんがうらやましいなぁ~。○○ちゃんみたいになりたい・・・」と。
母は自分の娘(私の妹)にあこがれを抱いていました・・・。
母は娘に自分や自分の理想、思いを投影して思いを託していたのかもしれません。
今では私自身癒しを続けてきたので、自分の癒し、今まで起こってきた物事の背景、意味、様々なことに気づくことができましたが、そんなことに気づくまでは子供の頃からの長い間の母親からの言動は、私の中に私自身の容姿のコンプレックスや女性性を否定するパターン、自分の存在価値を否定するパターンを知らず知らずに育ててしまっていました。
その女性性についてはまたこれから先のブログで書くと思います。