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  • miwako

10 女領主の過去世と今世の私 母親編


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、子育ての応援、お子さまから年配の方まで様々な年代のかたのお悩みを聞きながら、ホリスティックな考えや様々な視点、セッションを通して心身共に楽に生き易く自分らしく人生を歩んでいけるように、前に一歩進めるお手伝いをしています。前世過去世・催眠退行療法、高速感情解放、直傳霊気、そのほかのヒーリング、自分軸づくり、リラクゼーション等などのセッション&講座もやっています。

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前話「親子のキーワードは謀反・裏切り 父親編」で書いたように、セッションで父親からの無意識レベルの魂に刻み込まれている私へのメッセージが「やられる前にやれ」「先に攻撃される前にやれ」。そして、過去世で私と父親は「謀反」という私(女性領主)と父(私に仕える側近の武士)という関係だったことも見えてきました。

 次に「母親」との関係ですが、こちらも父親同様、幼いころの私との関係を見ても、過去世で何かがあったんだろうということは容易に想像できました。しかしなぜ・・・そこまで・・・とわからないことだらけでした。

 この同時前世体験&リーディングのセッションを受けるよりも何か月も前に、同じように母親からの私への無意識レベルのメッセージももらっていました。

「裏切られた。」「あなたを許していない」「恨み」・・・。

母と私の関係は今世は「過去世がらみ」でもあり、母が私に対して過去からのこだわりがあり、母自身が乗り越えられずに今世に引きずっているということがわかりました。

やはり過去世がらみ・・・(T_T)

今世だけの問題ではなかったのです・・・。

過去世がらみで母が私を許してない・・・。

でも、何を?

今世まで魂に刻み込まれて引きずっているくらいだから、きっと衝撃的な事だったのかな・・・何か過去世で私が母になにかやってしまったんだろうな・・・、それで今世母娘という近い関係で生まれてなにかカルマを解消しないといけないんだろうな・・・と、複雑な思いになったり・・・。

だからといって、

今世はなにか裏切るような、恨みをかわれるようなことしたかな?・・・

幼いころの環境が環境だっただけに一番上で長女に生まれた私は両親のことばかり考えて生活していました。自分のことより親のことを中心に動いていました。だから親から恨みを買うようなことはないはず・・・とあれこれそのころは考えていました。

でも、今世「裏切られた。」「あなたを許していない」とリンクするところを考えたところ、数話前にブログ「子どもへの過剰な期待の裏がわ」で気づいたことを書いたような今世の期待から失望、悲しみ、喪失感、そして怒り・・と流れが見えてきました。

・・・が、しかし・・・母は感受性が強く霊感がバリバリ強い人です・・・

私が生まれたことで、今世のカルマを解消すべく母の魂の奥底に眠っていた感情を浮上させるスイッチを押し、魂の計画通りにことが運ばれたのでは・・・・、母は今世その気づかなければいけない、しかも手放す必要のある感情に従って動いたのでは・・その中で気づいて本来の自分を思い出していく課題も母親の中にはあったのでは・・・といろいろ想像が広がります。

そして私も、同じく、それによって折れることなく両親との間にある問題を乗り越えていく必要があったのでは・・・と。

そうなると

母にとっては無意識にスイッチが入ってしまい感情が激しいゆえに抑えも効かなかったんだろうな・・・とも思いました。

私自身の心の癒しがきっかけで私が変化していくと、次に家族の中で妹に変化が始まりました。母は妹の話はよく聞き入れます。そんな妹が私のことを理解し始めると、以前私に対して母がきつい言動だったことを妹が母にボソッと伝えてくれるようになりました。妹もこうやって協力的になってくれたことはとても大きな力でした。

その頃は母は自分のやっていたことを覚えていないし忘れていたようですが、以前のように「やっていない」、「言っていない」「そんなことはない」と一方的に否定することも無くなり、かえって冷静に娘から聞く自分がやっていたことがなんて意地悪な事やってたのかしら・・・と話していたらしく、こうやって人は変化していくんです。

そしてそんな変化が数年起こり始めたのあとには、ある日、母がその自分の言動を私へ謝ってきたことがありました。それが確か2014~2015年にかけてだったと思います。

これには驚きました。

だから、母娘関係で同じような悩みを持った人も、一生解決できない・・・なんて思わないで、こうやって変化が起こる望みはあります。

それでも、上手に距離感を保ち自分の軸をもって親と接していくのを忘れないようにしないと、やはり変化はあってもそれで根本から変わるわけではなくやはり爆弾部分は含んでいるような気がします。

***

さて前置きが長くなりましたが、同時前世体験&リーディングセッション母親編に入ると・・・

先生も驚きの声です。

「あれ、お母様、先ほどのお父様とあなたが登場してきた時代と同じ時代(戦いの世のあたり)に生きていますね。」

 私も驚きました。「えっ、同じ時代!?」

今世の母は、この戦国の世にも女性として生きていたようです。

女性がたくさんいるところがみえそこに今世の母もいると教えてくれました。一生このエリアから外に出ることはなく、そうして私とはこの女性(今世の母親)は他人だけれども、私(当時女性)が領主をしている側のものだとも。

そして、その当時今世の母親は今世の父(当時の領主に仕える側近の武士)と愛人関係にあったというのです。・・・。

過去世では愛人関係、今世は夫婦。

私たちは自分の心(魂)の成長を目的として、自分で計画してこの世に生まれ変わって多くの体験とおして学んでいきます。その時に側にこうやってかかわりあって、ある時は支えてくれる立場、ある時は反対の立場など役割を変えながらお互いの学びのために同じ時に生まれくる心(魂)の友もいます。

きっと母と父の間にも過去世からの何か学びがあって一緒になったのかもしれません。

話はもどり・・・

 夜な夜なこの女性(母親)のもとに通ってくる武士(父親)から、あることを耳にします。それが、「謀反」の話。この女性に気を許している武士は、何人かの仲間と城をのっとる計画をしているということを打ち明けます。

 それを聞いたこの女性は、私(この城の城主)のところにやってきます。「謀反があるので忠告に来た。」と。

 しかし、領主である私は「そのような家臣がいるわけありません。」「そんなに、家臣を信じないなんて、そんなことはいわないで。」と、この女性の忠告をはねつけたと。

 するとこの女性は、「私が危険を冒してまであなたに忠告にやってきた、秘密の情報を渡したのに、私を信頼しないなんて、この恩知らずめ。」・・・・と逆恨みの形となってしまった・・・。

 ここが、母が私に抱く今世につながる「裏切られた、許さない、恨み」という感情の発端になったようでした。

今世小さいころから居ごごちが悪かった家族関係。両親ともに過去世でこれほどの負の関係だったとは・・・

***

 このセッションが終わった後も、その当時いろいろ振り返ってみて考えることも幾つもありました。

今回の侍女的存在のような女性と一国の領主である私という女性同士、忠告に来てくれた段階でもっとうまくことを収めることができなかったのか・・・

謀反の忠告を聞いたときに、すぐにそこで「自分の家臣にそのようなものはいない」と断言して相手の話をきってしまうことはよくなかったのでは・・・

領主からみて身内でもなく、同じ城側だといえ信用してもいいかどうかわからない女性、でも危険をおかしてでも忠告に来てくれた女性でしたが、領主ももっと上手なコミュニケーションの取り方もあったかもしれない・・・。

今世、今の私だったらどうだろう?

すぐに話をはねのける?・・・いや、そんなことはしないかも・・・。

その女性に対してそのようなストレートでなく、彼女の話しにも耳を傾け、家臣は信頼しながらもやはりその家臣の様子を伺うのも一つの手であったかもしれない・・・。

上に立つものの立場としてもっと周りを冷静にみて意見を聞いていく、そして行動することも必要だったのでは・・・と。

 時代が時代だから、この女性にとって命がけで血縁関係でもない私に忠告してくれたにちがいない。それを聞き入れなかった私は、もしかすると懲罰を科したかもしれない。身近につかえる武士が謀反の計画があってもうまく相手も立ち居振る舞いしているはずなので表面に出てこず、領主として気づけない難しさはあっただろうが、それでもその女性にすまなかったという気持ちもある。

そう思うと、「すまないな・・・」と心から思う私もいて、セッションが終わってからは両親に向けて「光」を送り始めました。といっても、イメージで。両親や家全体を包み込むように。家族のイメージのあるオレンジや優しいピンクや・・。そして、すまなかったという気持ちを伝えたり、両親がいい方向へ行きますように、気づきがありますように」と。

そうしたら、思いもよらない予想もしていなかった変化が出てきました。そのころ電話がかかってきては嫌な思いをすることもあった向こうからのトラブルになる電話が、急に減ってきたのです。これをテーマにしたわけではなかったのですが、びっくりしました。

そして昔から私の誕生日も良く忘れられることが多かったのですが、この年2012年、この年になって母から「誕生日おめでとう」とメールが入りました。生まれて初めてのことでした。

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