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miwako

9 親子のキーワードは謀反裏切り 父親編


Miwakoのセラピールームはロンドンを拠点とし、子育ての応援、お子さまから年配の方まで様々な年代のかたのお悩みを聞きながら、ホリスティックな考えや様々な視点、セッションを通して心身共に楽に生き易く自分らしく人生を歩んでいけるように、前に一歩進めるお手伝いをしています。前世過去世・催眠退行療法、高速感情解放、直傳霊気、そのほかのヒーリング、自分軸づくり、リラクゼーション等などのセッション&講座もやっています。

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今世の親子・家族問題に取り組んでいたら、なんと過去世・前世問題まで出てきたのですが、私が前世・過去世療法士に導かれたのも偶然ではないんだろうなと思います。

そこで互いに家族、親子、夫婦になることで今世気づいてこのカルマを刈り取る作業が必要だったのだろうと思います。

2012年に入ってすぐ当時勉強していた前世過去世療法の先生とのセッションがありました。この時期は家族・両親との関係で目の前のぼんやりかすんで見えなかったものが少しずつクリアーになってきたころでした。

これは私にとって大きな出来事であまりにも衝撃的で、それなのに心がすっきりと、ストンと何かが腑に落ちた瞬間でした。

これをきっかけに人生のピースがさらに加速されてつながり始めたました。

決してセッション内容はハッピーなものではありませんでしたが、セッションの帰り道の電車の中で、すがすがしさで心が躍り、ノートに一言だけその気持ちを書き留めていました。

その当時のノートより****

『今日は記念すべき日。この世に生を受けてから46年、ようやく両親とのつながりがみえた瞬間。幼少期より親との家族との関係に悩み、荒れ果てた環境で頼るものもなく、暗闇だった。‘なぜ、ここに生まれてきたんだろう?’‘なぜ、この両親のもとに生まれてきたんだろう?’でも、これは私が選んだんだ』

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「なんだ、いろいろ苦しかったけど自分でこの両親のもとに生まれてくると選んだんだ」「この家族になって私はやるべきことがあったんだ」と納得できたような感覚になると今までのことも不思議と受け入れられるようになり前向きになるのが不思議です。

物心ついた小学生前後から、両親に違和感を感じていて、両親との間に溝がありました。以前は、家族の思い出ですぐ出てくることは傷ついたことが真っ先に出てくる状態でした。だから親から愛されていると思う余裕もありませんでした。

一時期は、子供なりに家族がこんなになるのは、私のせい?と自分を責めた時期もかなりあり、両親が海外赴任の間に、両家の親戚から両親の生い立ちや、子供のころの様子を聞いたりしにも行きました。そこで、これは、私が悪いのではなく、子供のころから両親はこんな性格をもってたんだとわかり、すこし肩の力が抜けたのを覚えています。

そうやってかなり気づいて楽になっていたのですが、どうしても核の部分で見えないところがありました。その部分がこの時のセッションで見えてきた瞬間でした。

私は前世療法の先生と同時前世体験というものをやり、そこから続いて先生のリーディングセッションを受けたことがありました。

テーマは「家族の原型」です。父、母、と順番に見ていきました。

いつものように誘導があり、そこから前世療法で二人で同時に同じテーマ「父親」に対して焦点を当てて感じていきました。

・・・驚きの体験でした・・・

セッションが始まり

父親に意識を向けていいると・・・

私の背中が痛み始めました。「痛い・・・・」

いつもマッサージの人から凝ってますねといわれる部分で私も気になる部分でした。

その痛みにもっと焦点を当てていくと、私の場合は感じるというより見えました。傷口が。しかも、その傷口は木の棒のような丸い形ではありませんでした。細長い形でした。

すぐに「あ、これは刀だ」と感じました。

そのとき、「背中に刀傷か・・・」ということは「あー、もしかして背後から刺されたのかな?」と思いました。

そしてさらに注意深く見ていくと、今世の父親は過去世では真っ黒い甲冑をまとった立派な武士でした。頭から足元までまっ黒くしっかりした鎧を身にまとい腰かけに座るありさまはとてもどっしりとして迫力があるものでした。

場所は外。時間は夜、門のような扉のような近くの腰掛に座っています。そのそばにはかがり火も見えます。

「あー、やっぱり武士だ・・・。」

映像を感じながらなんとなく納得がいく私がいました。

父は日ごろから、話の中で武士に例えることが多く、妹はいつも「勝って兜の緒を締めよ」と言われ続けトラウマになっていると聞きました(笑)。男は一国の自分の城を持つべきだとも結婚した私たち夫婦によく言うことがあり、なんで「家」って言わないの?なんて思ったことも。ある時は、「武士は黙って誠意を尽くせ」といって大変な事態を切り抜けたり・・・。

そうやって昔のことを思い出していくと、

家には父親の剣道の道具一式がありましたが、父の家系の男性陣は今はわかりませんが昔は剣道一家で、私が子供の頃は体育館に子供たちをいっぱい集めて剣道を教えていたのを覚えています。

他にも、思い当たるところはあり・・・。

こうやって連想ゲームのように何でもいいので関連性のありそうなものを出していくと、あるときふっと何か感じたりわかったりするものです(*^-^*)

こうやって父の言動を見ていれば武士につながりそうなリンク、多いです(笑)。

ですから武士の映像がはっきり見えたときは、「そうだよな…武士だよな」という感じでしっくりでした。

こうやって、過去から強烈に引き継いでいるものは今世もいろんな形で表れてくることがあります。

セッションが始まりほんの5~10分ほどの出来事です。その後、いったんお互い感じた感想を伝え合ったのですが、私が見えた感じたものと似たものを先生も見ていたようで驚くべき言葉をもらいました。

 「謀反ですね。」

私と父の関係は「謀反」。

私の背中の傷口は、背後からやられてしまうことを意味し、きづかれないようにやる、そこから卑怯なやり方=謀反とつながるものだというのです。

やはり先生と一緒にやると、なるほど、と勉強になります(笑)

今世は親子の関係なのに・・・。なんとなく子供の頃からいい親子関係ではなかったのは感じていましたが、こうやってわかってみるとやはりショックでした・・・。

そして、そこから先生のリーディングが始まっていきます***

「あれ?不思議ですね?Miwakoさん、家来、家臣を抱えているんですけど・・・でもMiwakoさん、あなた女性ですね。女性で珍しいですが、どこかの領主ですね。あなたのご主人がいるかなど見てるけど出てこない、というよりあなたのまわり、身内の男性陣が出てこない・・・あなた一人ですね」というのです。

私もリンクして見ようと思うのに、全く男性がでてこない・・・どうしてだろう???

不思議なことに、ある国の領主なのに私はその当時には珍しい女性だったというのです!?

どうも時代は戦いの世。私の目の前で「ははー、姉様。」と姿勢を低くして相手を立てるように挨拶をしている身近な立場の若い武士が今世の父だというのです。

しかし、その男性、私の前では忠誠心を誓うような姿勢を見せてはいるものの内心は「なんで女ごときにつかえなければならぬ。なんでこんなことするんだ・・・」と抵抗心を持っています。そして、「いつかこの家系絶やしてこの城をのっとってやる。自分の思うようにしてやる」と思っているというのです。

「ひぇ~~~・・・。」・・・(T_T)

実は私はこのセッションを受ける前年、別の方からも似たようなキーワードを言われたことがありました。

その時の今世の父から私へのキーワードは「やられる前にやれ」「先に攻撃される前にやれ」だったのです。もちろん無意識レベルのことなので今世父親は気がづいてはいないと思いますが。

ただこの時、子供の頃の自分をさかのぼって考えてみても、父親にそのように思われるいわれも覚えもなかったので、なぜだろう???と思っていました。

でも、7歳ごろから父親の女性問題に気づいて小中学生になるとそのことに対しても父親にそういうことはやめてほしいと面と向かっていったことがあります。母は怒るばかりで冷静に直視するよりは目を背け見ないふり聞かないふりをしました。

家にその女性が一度家にやってきました。母は黙ったまま怒りだけを表し対応は私でした・・・。

そう考えると、今思うに子供だと思ってわからないと高をくくっていたように思える父親も次第に幼いころから私がきっとわかっているかもしれない、我が子に見透かされているかもしれない恐怖はあったのかなと思います。

だから、何においても私に対して態度や口調が強くなる。やることすべて先手を打たれガツンとやられてしまうわけです。

しかし、セッションで同時になんだか幼いころからの腑に落ちないできごとからも妙に納得できたわけです。

もっと考え方を広げてみれば、生き残りの過去世のブログで書いたのですが、私が赤ちゃんの時、父がうっかり私を抱いているのを忘れてきょうだいとの話に気を取られ気がついたら私を火のある掘りごたつに落としてしまっていたのも、偶然ではないのかも・・・と思ったりもして。

でも、焦げるにおいで発見も早く、やけども負うことなく着ぐるみだけが焼けてすんだのですが・・・(^.^)

まだまだこの時に命を落とすわけにはいかなかったんだと思います。ここまで生きてパズルのピースを埋めながら気づいて、学んで、そこから許しと愛をもって互いに更にその先の人生を進める必要があったんだろうなと思います。

このセッションを受けてわかったことをもとに、私と父親の関係以外に父親の女性に対する考え方も今世に引き継がれていることに気づいたのも興味深いことの一つでした。

ロンドンに住んでいると日本全国いろんな地方のかたとお話しする機会があります。同じ日本でも地域によって全く男女の立ち位置に対する考え方は違うんだと思ったことがあります。私は子どものころから、家庭の中での父親の女性に対する言動でいくつか疑問に感じるところが子供心にありました。もちろんこれは父親だけではなく、日本に住んでいるころはわりとどこでも目についていたことでもあります。

ですから、過去世での領主に仕える若い武士(今世の父)が、「なんで女ごときに頭を下げる、つかえねばならぬ」と抵抗心をもったところも妙につながります。

逆に、今世そこからも気づいて学ぶために、そういう魂を選んで父も生まれてくるときに過去と似たような環境の場所を選んだのかもしれない・・・とも思います。。

また、このような考えがさらにこの戦いの世に生まれる前の過去世から続いているのかもと思うと、なにがあってこんな態度になってしまったのか、なにか今世まで引き継いでしまうような出来事が昔昔の過去世に起こって手放すタイミングが持てず今世まで持ってきたのか・・・など考えるとこの問題については今世の父親の学びの一つかも・・・なんて思ったりもこのセッションを受けた当時思っていました。

そこから更に考えると家族の役割も実は大きいのです。今世また女性で生まれた私や妹や母は、家族となって父の女性に対する負の考えを払拭するのに何か役割があって一緒に家族になったのではないか・・・女性も悪くないし、なかなかできるじゃないか、・・・なんて。すると家族の中で私たちの役割は・・・と考えはどんどん広がっていくわけです。

セッションを受けた後は、その得た情報をいろんな角度から自分の中で振り返りいくつもの今世のリンクを見出しながら、そこから意味することを自分で気づいて心の中にストンと落として納得することは大切です。そんな時、言葉にすることって大事です。言葉に出したり、書いたりすることで頭や心の中が整理されてきます。すると、その中からも更に気づきがふっと湧いてくることもあります。

またセッションで「そうかなぁ?」と納得いかないところは無理して納得する必要もないし、聞いてそのとき意味が分からないことがあれば、その時はそのままにしておいてもいいとも思います。それから数時間後、数日後、数か月、数年、数十年後・・・にふとそのままにしておいたことの答えが目の前に来たりします。

そうして、そこから今世どのようにそこで気づいたことを活かしてその問題に対処しながら生活していくか考え、行動にうつしていくと、徐々に変化があらわれてきます。

そうやっていくと、自分が想像もしなかった方面から、意外なところからもパズルのピースがあらわれたり、組み立てられたりもします。

セッションでは、次に母親に移っていくわけですが、ここでも面白いことがわかりました。​

この話はまた次のブログで。

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